朝5時過ぎには起きて、出発の準備。
家を5時半に出ると、外は真っ暗。
当然、高速道路はガラガラ。
飛行機は9:50発なのだが、もしも渋滞していたらと言う事で、早めに出発したのだ。
3号渋谷線からレインボーブリッジを抜けて、湾岸線へ。
東関道で成田へ。
成田の一般駐車場に車を置く。
ここは行っている間に洗車してくれて、帰りには空港まで車で迎えに来てくれる。
つまり、自分の車でそのまま帰れるのだ!
とっても便利!
成田空港から自分自身で手続きして出国するのは初めて。
今までは代理店がすべてやってくれたので、判らなかったが、自分で手続きする不安と喜びに満ち溢れていた。
やってみるとたいした事はないのだが、初めてやるときは、やはり緊張する。
予定通り、足を伸ばせる席をKeepして、待機。
あと2時間もある。
一応両替して、出国しようと思ったら、7:45かららしい。
成田の規制で9時以降しか飛ばないみたい。
出国手続きで並び、無事出国。
免税店もまだ空いておらず、そのまま搭乗口のあるサテライトフロアへモノレールで移動する。
しかし、移動したのは良いが、サテライトフロアには何にもない!
1時間半も時間を過ごせそうもない。
ツアーの場合何故か3時間前に来ても何かと忙しいが、個人で来ると時間が余ってしょうがない。
何故だろう?
一旦、本館に戻ろうと思い、モノレールに乗ると着いたところはさっきと違う場所。
どうやら、普通には戻れないらしい。
結局、トランジットと同じように、もう一度手荷物検査を受けて、さっきの本館免税店街へ戻る。
「ROYAL」で俺が“きつねそば”家内が“天ぷらうどん”を朝食として食べる。
セルフサービスのコーヒーを飲みながら、今後の打ち合わせ。
保険手続きやなんだかんだしているうちに、搭乗時刻が近づき、サテライトへ移動。とうとう旅立ちである。
香港へ向うJAL731便は約4時間の飛行時間で、ヨーロッパに行くことを考えればかなり近い!
新幹線なら東京から岡山や広島まで行く時間。SKIに車で行くとそれくらいの渋滞にあうことはよくある。かなり早い。
香港と日本との時差は1時間。無いのと一緒。
やはり、同じ東アジアだね。
機内でサービスを受けながらジックリ計画を練る。
機内食は“中巻き寿司”イマイチ、“鮪角煮”鯨みたい、“レンコン金平”普通。
“コック・オー・ヴォン(若鶏赤ワインソース煮ヌードル添え)”ハズレ。
“中華風そばと鶏のバンバンジー風味”イマイチ、“フレッシュサラダ(オニオンドレッシング)”普通のサラダ。
“チョコレートケーキ”まあ美味しいほう。それに“ハーブ入りバターロール”のセッティング。
洋食を選んでしまって、失敗してしまった。
全体的にハズレ。
“コーヒー”も食べ終わってから20分ぐらいかかって出てきたので、残念でしょうがない。
機内はやはり乾燥しており、1時間も居るとのどが渇いてくる。
せっかく国内線に乗ったのにアルコールを飲まないとモッタイナイ気もしたのでついつい“ビール”を頼む。
しかし、出てきたのが“スーパードライ”。
がっかりだよ!
香港には予定通り到着。
時計も香港時間にあわせており、座席の前が出口という事もあり、いの一番に出る。
しかし、個人旅行は初めてなので、どうゆうルートで行けば良いのか判らない。
そこで、家内がトイレに行っている間に後ろの人達を先に行かせて、ついて行く。
モノレールに乗り、移動した後入国審査。
VISITORはかなりの行列。週末を利用して来る旅行者は多いようだ。日本人の姿はそんなに多くない。アジア各国からの人々が多い。
15分ぐらい待ってようやく入国。
入国後ホテルまでの足をエアポートエキスプレスに決定して、3日間有効のオクトパスカードを購入。このカード、空港から香港駅までの片道と市内の地下鉄乗り放題と20HK$分のバスやトラムのチケット代が入っている。
もし、乗り物に乗らなかったり、その金額分まで乗車しなかったら返金してくれる代物。
ホテルのある香港島まで25分で到着。バスなら1時間は掛かるのに、やはり早い。
香港駅はよくニュースとかで聞く「香港株式市場」があるところ。
アジア経済の中心でもある街。
駅から宿泊予定のホテル「マンダリンオリエンタル」までの道のりを案内板で探すのだが、なぜか漢字ばかりの案内を見てしまい探し出せない。よーく考えると英語表記のを見れば一発で判ったのにね。
ホテルにチェックイン時刻の15時過ぎには到着したのだが、ボーイの渡すためのこまかいチップがないことに気が付く。
チップを工面するために、周りを見るが、ショッピングアーケードやビジネスビルしかなく、ちょっとしたものを買える店がない。
走り回っていると、「StarBucks」のコーヒーカップを持ち歩いている人を見かける。
「こっちにもあるんだ!」
見かけた人の来た方向に向って行くと、あったあった「StarBucks」。
注文方法は同じようだし、$5のチップを捻出するためにメニューをチェック。
気温19度を越す香港を走り回ったことにより、汗をかき始めていた。
「アイスラテ」のトールが$25ドルだったので迷わず注文。
ようやく、チップの小銭が手に入ったのだが、出てきたのは「ホットラテ」!!。
う〜ん、アイスって通じなかったみたい。
でも、そんな事は言ってられない、急いでホテルに戻る。
ホテルで現地のフロントマン相手にチェックインの手続きをしていると、最終的な手続きの段階で日本人女性のフロントマンが出て来てくれた。「ホッ」としたね。
部屋まで案内してくれて説明も日本語で受けることが出来た。
助かった〜。
しかし、チップを渡そうとすると、「結構です。」って。
冷静に考えると失礼だった。
その後、荷物を整理して、出かける準備をして見ているとフルーツサービスがテーブルの上に乗っていた。
す、すごい!
部屋にお茶のサービスが入ってきた。中国茶のポットサービス。
ジャスミンティが香り豊かに味わえた。
ここで漸くさっきの$5が役に立った。
2001/2/16