Porcelain Gallery 1


1.Royal Copenhagen from よしこさん update 2008.2.2



ロイヤルコペンハーゲン

年代:1896年3月
型番:なし(60B)
絵付番号:なし
(後に202番が付けられる)

フォルム作家:
Anold Krog(1884-1916)
高さ:18cm
最大径:8.5cm
高台径:5.5cm

絵付師:Oluf Jensen
(1885-1934)


詳細説明

2.Bing&Grondahl from まゆきさん update 2008.2.2                                         

ビング&グレンダール

年代:1916年頃
型番:なし
絵付番号:なし

オリジナル作家:
Pietro Krohn(1885-1890)

カップ 高さ:6cm 
口径:7.4cm 
高台径:4cm
ソーサ 直径:12cm 
高台径:6.6cm 
高さ:1.6cm

ペインター:なし
金彩絵付け師:W
M

詳細説明

3.源六製 中皿2枚 from まゆきさん update 2008.2.7                                        


富永源六製

年代:明治20年代から明治40年頃 (1887-1907)

直径:18.0cm、六寸皿
作家:富永源六


富永源六の初期のヒット商品である
釉下彩牡丹文の中皿です。

この皿は、裏の銘が富永製となっております。
とても、めずらしいものだと思います。


トミのマーク(トが3つ風車のように並んでいるマーク)
が出てくるのが明治40年頃なので、
それ以前であることは確かだと思います。


参照ページ

4.Royal Copenhagen from mina さん update 2008.2.7                       minaさんのブログ 公園の池も雨の中 


ロイヤルコペンハーゲン


年代:1898-1922

型番:328
絵付番号:634(白), 646(ベージュ)
高さ:10cm 縦幅:7cm 横幅:8.3cm 高台径:4.3cm
造形師:Marie Prinsesse (1865-1909)
年初作:pre‐1910年

絵付師:A. Grauballe (白), K. Braestrup(ベージュ)

紋白蝶もあったんですね。
ベージュの方の閉じている羽根には、
丸い紋がなく、その代わりうすく白いすじがありますね。
まだまだ、いろいろな蝶がありそうです。

参照ページ

5. Royal Copenhagen Bonbon Dish - lizard on lid from mina さん update 2008.2.17  minaさんのブログ  公園の池も雨の中

minaさんのブログからの抜粋

 このタイプの器には”ボンボン入れ”と命名されることが多いですが、(ちなみにトレイは大概"灰皿"となる)実際にボンボンは入れなさそうです。
 このデザインでよく(といっても2個しかみていませんが)見かけるのは、サルノコシカケが薄いベージュがかったピンクで彩色されたものです。
 作品に色番号がついているのは複数の色のタイプがあるからでしょうね。 あちらも大層美しいですが、私に縁があったのはこちらの色でした。蓋の上の蜥蜴は取っ手になっており、掴み易いように工夫されたデザインになっています。
ロイヤルコペンハーゲン

蜥蜴付き蓋物

年代:1898-1920年
型番:B23
絵付け番号:320
 造型:C.Thomsen(1898-1922)
年初作:1898年
 ペインター:J.Engelstohft(1897-1931)
 
 高さ約10cm

 当初は購入する気がまるで無かったのですが、お店で手に取らせて頂き、蓋を開けた途端、中から壷の精でも出てきたのではないか、と思うほど気に入ってしまいました。
 Royal Copenhagenは造型は良いし色は綺麗だけれど、正直言って絵付けは今ひとつと思っているのですが、この作品は上手に長所がでていると思っています。
 私はこれをみると中国の金属の香炉を思い出します。

6. Royal Copenhagen Bonbon Dish - monkey on lid from mina さん update 2008.2.17  minaさんのブログ  公園の池も雨の中


ロイヤルコペンハーゲン
猿付き蓋物


年代:1923-1928年
高さ:約13cm 幅:16cm

型番:2461
絵付け番号:22
 造型:Erik Nielsen
(1898-1920)
年初作:1896年
絵付師:Elna Larsen
(1913-1934)
 
 高さ約10cm


 
minaさんのブログからの抜粋

 敷きつめられた桜の花の上にうつむいた猿が乗っています。猿の色は薄い灰色なので、桜の木を連想します。
蓋を開けると中に青い豆科の花が2輪描かれています。桜の木の下に咲いているのでしょうか。春らしい作品です。
 うつむいて後ろ足に前足を重ねる猿のポーズは一時期流行したようで、他のメーカーにも見ることができます。フッチェンロイターに、同様のポーズをとった猿が小皿の縁に乗っている白磁の作品があります。白磁なので使いやすそうです。
 予想していたサイズより2倍の大きさで分厚い受け皿は「Dish」というよりも「硯」です。
 薄くて華奢なイメージを持っていたので
少しショックですが、猿の人形が大きくて
重いのでそれを支えるのに分厚くなるのは仕方がないのでしょう。
お皿はかなり使い込まれています。
リアルな猿(奇抜な作品)ですので、どんな人達がどんな組み合わせの食器で、どんな設定で使っていたのか興味が湧きます。

7. Makuzu Kozan plate from KEI さん  update 2008.2.17                             

真葛香山製

年代:慶応3年

直径:15.8cm
作家:真葛香山

裏に香山精製と染付で書いてある皿です。
まだ、横浜に来る前、京都五條坂小河(小川)
共同窯での作品のようです。
外壁と内側に錆釉が掛けられて、
さらに、ヒスイを思わせる緑のような
窯変釉が縁に掛けられています。

参照ページ


8. Royal Copenhagen Dish - eels in pairs from mina さん update 2008.2.23  minaさんのブログ  公園の池も雨の中

ロイヤルコペンハーゲン

鰻文小皿

年代:1923-1928年
型番:879
絵付け番号:なし
 造型:Andrea Nielsen/Pedersen(旧姓)
(1872-1936)
年初作:1908年
 ペインター: 絵付師:Elna Larsen
(1913-1934)

 
 H:3cm W:13cm
minaさんのブログからの抜粋

 この鰻のお皿は、表面が水面を模しており、口元が半分水面から出ている様が
リアルで気が利いています。

胴体部分の色付けは
生きている鰻のように見えます。
大きく強調された薄紅色のヒレと
非常に美しい配色になっています。


9. Royal Copenhagen Basin - lizard on edge from mina さん update 2008.2.23  minaさんのブログ  公園の池も雨の中

ロイヤルコペンハーゲン

水盤を覗く蜥蜴

年代:1913-1922年
型番:25
絵付け番号:397
 造型:Andrea Nielsen/Pedersen(旧姓)
(1872-1936)
年初作:1910年以前
 ペインター: 絵付師:Elna Larsen
(1913-1934)

サイズ:H:9.5cm W:20.5cm

minaさんのブログからの抜粋

水盤の縁に「あらよっと」足を掛け、
「おいらのものだからねー」と尻尾を巻きつ
けて甘い水を飲みに来たところ。

水盤には水を入れて、
水の底にトカゲを映したら風情があるでしょう。

水盤は手作りならではのぼこぼこした
質感がとてもよいです。
トカゲは耳の部分まで精巧に作られています。

10. Royal Copenhagen - mouse on fish head from mina さん update 2008.2.23  minaさんのブログ  公園の池も雨の中

ロイヤルコペンハーゲン

鰈頭に乗る二十日鼠

年代:1910-1914年
型番:513
絵付け番号:なし
 造型:Erik Nielsen
(1872-1936)
年初作:1890年
 ペインター: 絵付師:E. Hansen
(1910-1914)

サイズ:H:4.5cm W:8.0cm

minaさんのブログからの抜粋

 根付けを思い起こさせるデザインです。北斎漫画のようでもあります。
 写実的な造形と色彩が非常に美しいです。
青い色に薄い紅色の足がとけるように
描かれています。
 この魚、平目かカレイか、ということになったのですが父が「平目ではないと思う」、ということでカレイとしました。俗に言う「左平目、右鰈」は例外もいるんですよね。
ではどこが違うのかと聞いたところ
「食べているものが違う。平目は成魚になると歯が生える」のだそうです。


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