春の陽気というのはこんな感じかな〜。
でも、誰もわからないだろ〜な〜。
初夏だもん!(一応、落ちなんですけど・・・。)
のどかでぽかぽかの北陸、福井の丸岡。
車中は暑くてしょうがないが、窓から入ってくる風が気持ちいい。
昨日までの風邪のなごりを残しつつ、自宅を出たのが6時10分。羽田に着いたのが7時35分。飛行機の離陸予定が7時45分。間に合うのか?
ちゃっかり、手土産買って機内に入って時計見ると、7:46と表示していた。何とか間に合ったみたい。
でも、座ろうとした席に外人さんが座って居てビックリ!
「えっ!」って顔したら、外人さん「ホニャラララー。」と言って自分のチケット確認して「Sorry!」と(言ったような気がする。)隣の席に移動してくれた。
小松から松任の友人KOUYA君の家に向かう。中高と一緒だった康弥も金沢に移って10年にもなり、石川弁バリバリになっている。
13:30からの打ち合わせの為、福井の丸岡へ。
すると相手先生の勘違いで、打ち合わせ時間に授業が入り、14:20からとなる。
別に遅れるのは構わないが、その後16:00から金沢で打ち合わせがあるので、その時間に間に合うか計算しながら、本屋で立ち読み。
14:45分に打ち合わせ終了し、直ぐさま金沢へ。高速から見える海岸線を横目で見ながら窓を開け潮の香りをっと思ったら、入ってきたのは糞の香り。こりゃいかんと慌てて閉めるが、残り香が・・・。
夜の金沢片町交差点は北陸一の繁華街だけあって、月曜なのに結構人通りが多く、ここも呼び込みのニイチャン、ネエチャンがうろうろしてる。
どこの地方の繁華街も同じようになって、区別が付かなく残念でしょうがない。その町、その街の雰囲気が良かったと思うのだが。
いつも行く“ピルゼン”が休みなのもあり、去年お世話になった金沢の先生と飲み行くこともあり、今回は先生行きつけの“さわの”へ。
なんか、どっかで聞いたことがある名前で、ヘタうまのイラストでも飾ってるかと思っちゃった。
店はカウンターと座敷の結構広い店。気さくな武士の様な髪をしたマスターが気分が好い。
ビールを飲みながら、出てくる日本海の旬の肴がうまい!鯵の刺身、刺身盛り合わせ、茹でガニを甲羅一杯に詰め上に蟹味噌をたっぷりぬったカニ、焼きメギス、子鯵のフライ、かにみそ、甘えびの卵、ぼたん海老の卵等これだけでも満足なのに、筍の刺身の炭火焼きに焼きガニまで出てくる始末。苦し〜!
金沢の味に満足の夜だった。
1999.5.10
朝から不吉な予感が起きるような事件が!
タイトルにあるまじき曇り空の金沢。
駐車場に向かい、レンタカーの前に立つと何か変??
良く見るとリア・ワイパーが思いっきり曲げられているではないか!
24時間パーキングをホテルが契約していて、そこに止めたのだが、昨夜酔っ払いがいたずらしたらしい。
良く見ると、近くのプジョーなども被害にあっている。すぐに元に戻したが、モラルの問題だと思う。
特に旅行者がこのような事にあうと、街がそしてその旅行自体がつまらない思い出になってしまうのではなかろうか?
のんびり福井へ向かうが、ランチに福井ヨーロッパ総本店のソースカツ丼を狙っている為に我慢する。おなかを空かしておいしく食べよう!って腹である。
途中携帯が鳴り、営業の方から電話が入る。「今どこ?福井と富山って遠い?」
急遽、福井の打ち合わせ終了後、富山立山に移動することになった。
当初の予定では福井の打ち合わせ終了後、福井市内をグルリとまわり、東尋坊を観光し、昨日お世話になった居酒屋「さわの」のマスターが「蟹を上げるから明日寄っていって」とのご厚意を受けて金沢に寄る予定だったのに!
福井市内に入り11時も過ぎたので、ヨーロッパ総本店へ向かい、たしかこの辺と見渡すと。
ありました!
「ヨーロッパ総本店」の縦書き看板が。店の前に行くとカーテンが閉まってる。“11:30からかな〜”と思ったら!!!
「火曜定休日」の立て看板が下に置いてある。
“俺の朝からの努力はどうしてくれるんだ〜!!”
と心の叫びをしながら、途方に暮れる。
おなかはソースカツになってるし、他に目新しいのもないし、はずれにある「グリル上坂」に入る。
名前からカツがありそうなんで入ると、海老フライはあるもののカツはない。ハンバーグ定食\950を注文。
その後、続々と入って来る客は口を揃えた様に「鉄板焼」と注文している。失敗した?
出て来たハンバーグは手ゴネで、ふわっととけるよなやつ。うまいにはうまいが歯ごたえはなし。いけなかったのがご飯。米が悪いのかあまりおいしくない。残念。
もう、この後は休む暇なし。
福井での打ち合わせ終了後、直ぐさま高速乗って金沢へ。まず、カニをKEEPすべく移動し、済まなそうにGET!
ジュースなど買う暇なく、富山・立山へ。
立山での打ち合わせをこなし、後は空港に戻るだけ。
予定外の行動により、ハイウェイカードも足りなくなる始末。
日本海の水平線に沈む夕日を眺めながら北陸道をひた走り、夕日が沈むのと同じようにFULLランプが夕日色を強くしていく。
夕日が沈みきると、手元のオレンジが妙に明るく見える。「あと20km、ガンバレ!」とエールを送りながら、エンジンの回転だけを気にしながら走る。
何とか2日で540km走った北陸の旅を終える事ができそう。
次ぎは大阪それとも福岡?
1999.5.11