E/G tour(パリ編2)


たびもとうとう終盤。明日で帰国の途に着く事になる。
今日の目的は買い物。
思ったより、早起きできたので、軽くホテルのモーニングでお茶して外出。

ビル・アケム(Bir-Hakeim)から6号線でシャルル・ド・ゴール・エトワール(Charles de Gaulle Etoile)へ。
駅を出て、地上の凱旋門(Arc de Triomphe)を見上げる。

前回来た時、最終日に凱旋門に登ろうと思って行ったら、お金が無くて入れなかった思い出がある。
今回はリベンジである。
一人F40支払い、とうとう凱旋門の真下に出ることが出来る。
凱旋門は、シャンゼリゼ通りから地下道を通らないと行くことは出来ない。
路上から入ることは出来ないんだ!
凱旋門に上るらせん階段は、本当にキツイ!

途中で休んでる人が多い。5から6階ぐらいの高さはあるね。それもおどり場無し。
中はミュージアムになっていて、その上が展望台。
展望台から見渡す景色は絶品で、基本的に高い建物が無いので、エッフェル塔はもちろんのこと、

新凱旋門、

モンパルナスタワーさらにモンマルトルの丘もバッチリ!
シャンゼリゼ通りからコンコルド広場までの景色は本当にパリっぽい。

シャンゼリゼ通りを歩き、買い物しつつ、途中PUBでビールを飲む。
数々の映画の舞台になったフーケ(Fouquets)を横目に後ろを振り返ると、さっき上った凱旋門が・・・

フランクリン・D.・ルーズベルト(Franklin D.Roosevelt)から1号線でルーブル・リボリ(Louvre Rivoli)へ移動。

ルーブル・リボリ駅はさすがお膝元って感じで、ホームにいくつかの彫刻のレプリカがあり、他の駅とは明らかに雰囲気が違う。

フェリーニ(Fellini)って言うイタリアン・レストランへ入る。

12時過ぎに入ったがお客はそんなに多くなかった。

F110のコースを注文し、ワインのハーフをもらう。

コースは、アンティパストとパスタとデザート。
二人で別々の物を選び食べ比べ。
ミネストローネ生ハム

ミネストローネはさっぱりしておいしい。
生ハムはパンにはさんで食べる。ただ、生ハムだけの前菜はつらい事がわかった。
パスタは、フロマージュのペンネトマトソースのタラレッティ

どちらも絶品に近い味。イタリアンは飽きない。日本人にはぴったりだと思う。

この頃になると店内は完全に満席。大盛況である。
日本人が一人も入ってこなかったが、メニューは日本語もあった。
デザートにティラミスが出てきて、しつこくない味で、時間が経つにつれて、チーズがとけるほど。

エスプレッソを頼んだら、チョコとクッキーが付いてきた。これもうまい。

パリに来たら是非寄って欲しい店。おすすめ!

オペラ方面まで散歩がてら歩き、マドレーヌ通り三越へ。
三越で安心してトイレに入る。
なかなか、こっちで安心して入れるところは少ないから、独立店舗の三越は安心できる。
ここで、家族へのお土産を買い、同じマドレーヌ通りのマンダリーナ・ダック(MANDARINA DUCK)へ。
ここはイタリアのバッグメーカーなんだけど、パリに支店がある。東京は青山(明治通り)や新宿の小田急に入っている。
いつも持っている財布とリックは、一年半前にこっちで買った物。
今回もコンピュータ・バックとショルダーバックを購入。1300フランほど日本円で2万円だったが、日本で買うと大体5〜6万もする。
すっげーラッキー!

昨日歩いた、ヴァンドーム広場近くのジャン・ポール・エヴァン(Jean-Paul Hevin)に寄る。

ここはフランスの高級チョコレートショップで、今お勧めのお店である。
前回はメゾン・ド・ショコラ(La Maison du Chocolat)で買って、あまりのうまさと高さにビックリしたが、今では支店が表参道に出来た。
ここも、そうなるとうれしいのだが。

コンコルド広場の大観覧車は、観光客、カップルなどで行列が出来ている。

コンコルド(Concorde)から8号線でラ・モット・ピケ(La Motte Picquet)で10号線に乗り換え、シャルル・ミッシェルに行き、一度ホテルに戻る。

今日の夕食は、クレープと決まっていた。
クレープはブルゴーニュ地方の名産物。
そのブルゴーニュからの列車が到着する、モンパルナス(Gare Montparmasse)駅周辺にクレープショップが多いらしい。
パストゥール駅(Pasteur)からモンパルナス駅に向う途中の、テェ・ブレッツに入るつもりが、電気がついてない。
定休日は日曜なはずなんだけど・・・
あきらめて、モンパルナス駅とモンパルナスタワーを通り抜けて、エドガー・キネ駅(Edger Quinet)そばのクレプリ・ル・プティ・ジョスラン(Creperie Le Petit Josselin)に入る。
ガレットとクレープのセット55フランを注文。
ガレットとはそば粉のクレープのこと。
ガレットが食事でクレープがデザート。それにクレープにはシードル
ハムとチーズのガレットは、パリッとした食感ととろけるチーズとハムがおいしい。

シードルはりんごのお酒。ここのは自家製シードルらしく、飲んだ後に臭みが広がり、自家製っぽい。
妻にはあわなかったみたい。
俺はグイグイ飲んでもう、パリ来て飲みっぱなし。
チョコレートのクレープは、チョコがメチャクチャおいしい。

これにアーモンドがついていたら、最高なのに・・・って思っちゃった。
神楽坂にあるよく行くクレープ屋「ル・ブルターニュ」は本場の味だって事が確信できた。

帰りに昨日寄った「L'ESPOIR」チップス(フウライド・ポテト)を買って、部屋に戻る。
昨日買ったビール6本がもう無くなり、新しく、6本追加購入。
もし、こっちに住んでいたら、毎日ビール(35缶)を4〜5本飲んでるね。
アル中間違い無し!

さあ、明日で最後。
買い物して帰ろう!

2000.1.17


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