南 紀

そら、ほかほかのうちに。キムタク。今日の丼。


そら、ほかほかのうちに。

「つ」って書くと???と訳が解らない。

その先が「あこぎ」と書かれてる。

おいおい、何だ!

でも、漢字で書くと「津」に「阿漕」になる。そう、ここは三重県。これから、鵜殿村に向かう途中である。

家を出たのが午前9時半、着くのが午後4時。6時間半の長旅である。グアムに着いちゃう(行った事ないけど。)

新横浜で恒例の崎陽軒横浜チャーハン520円を買い、車内で食べる。安い上にシューマイが3個も入っていて、とてもお得!って感じ。

昼は名古屋での乗り継ぎ40分の間にうまい店を探そうと、駅周辺を歩くもみつからず、松坂屋の地下で千寿のめいぶつ天むす630円とコロッケを購入。ワイドビュー南紀7号で食べる。天むすは、ごはんつぶがよく、地雷屋よりおいしいかも。コロッケは冷めていて、イマイチ。トータル的には、さっき過ぎた松坂の牛肉弁当の方がよかったかも!

今日の三重天気は驚くほどよく、気持ちいい。このまま、寝てしまいそう。先程、椎名誠の「アド・バード」を読み終え、久々の長編小説は苦労もあったが、かなり面白く、もう一度読み返さなくてはと、おもう。

こちらの春はもうすぐの予感。。。

1999.2.6 14:00 三重県多紀を過ぎた車中にて。


キムタク。

ワイドビュー南紀に乗車中、尿意をもよおしトイレへ、そこで、なっなんと!ベルトが無いことに気付きSHoooooCK!!

気を取り直し、新宮駅を降りると、何か人が多い。「あれっ!こんな多かったかな?」。

タクシーに乗り鵜殿へ向かう、そこで運転手が「今日祭りなんですよ」とそこで、納得。“お燈まつり”と言い、538段の階段を一気に駆け下る。通称喧嘩祭りと言うらしい。

「今日はキムタクが来てる、原田芳雄、木之元亮、立松和平が来てますよ。」といっていた。

学校で先生に聞くと「キムタクはよくこの辺にサーフィンしに来てるようです。」とのコメント。

あなどるな新宮。

スタッフと食事、店の中ではお客が「中居クンが来てる。」と、おいおいどっちなんだ。

祭りは凄い人混みで、スタッフと離れ離れ。地元のヤンーが「あっ、中居クンだ!」とか「キムタクだよ〜」とか祭りの中、騒いでる。

道路脇では、降りてきた男共が喧嘩している。たいまつで殴っている。あ〜あ。

街に戻り、ラーメン屋に入ると、「モックン、カッコ良かった〜。」「去年のキョンキョン顔ちっちゃかった」と話してる。“ホントかな〜”

ホテルの前で急に女の子に声掛けられ、「すみませ〜ん。」“おおっ!逆ナンか〜”「このホテルにキムタク泊まってるって聞いたんですけど。」“がく〜”

明日は、って今日だけど。撮影、寝よ。

1999.2.7 0:53 ステーションホテル新宮にて


今日のどんぶり。

神田まで脚を延ばした。

1時過ぎたので並んでは居なかったが、店は一杯だった。

2階に案内され、テーブル席が空いていた。

並を注文。お茶とお香の物をツマミながら5分ぐらい待つ。

いつもの丼が届き、直ぐさまヤゲンボリの七味をさっとかけ、蓋をする。お茶をズッズッと啜り、蓋を空けはじから食べてく。

フワフワの卵にしっかりしていて、やわらかい地鳥がマッチし、七味の香りが食欲を一層そそる。

合間にきざみしばづけのお香物をつまみ、食感を楽しむ。

丼のご飯を駆け込む。

「う〜ん、美味い!」

これが、伊勢の親子丼の食べ方である。

人形町の名店よりうまいです。

1999.2.8


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