摂津の闇が続く、快速電車の中。日曜の夜ということで、乗客はまばらで、皆俯き加減で思い思いにふけっているようだ。
私は20時14分京都発の新幹線に乗るため、滋賀の柘植行きの車中。2日間の撮影も無事に終わり、疲れが出てきたようだ。眠い目をこすりながら、この原稿を書いている。
明日が休みならどんなに気が楽だろう。いやせめて、遅番にでもなれば・・・。
闇が続くこの景色が明るく成るころ、京都に着くだろう。
1999.1.10
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