昔は商人、一昔は鉄、今は・・・


“のんびり、行こうよ”を合言葉に今回のたびをスタートさせたが、合言葉を言う相手はなし。

大阪へ夕方着予定でいいのでのんびり家を出て、新幹線では崎陽軒シュウマイ片手に烏龍茶。
仕事前から飲む訳にはいかんからね。

今回は堺でロケって言うことで、四ッ橋線沿線のリーガロイヤルホテル四ッ橋に宿をとる。
たぶん、リーガロイヤルグループで一番安くちっちゃいホテルだと思う。
ただ、サービスは一緒だね。

夜は打ち合わせも兼ねて梅田の地下の居酒屋で一杯。
だちょうの刺身や戻りガツオ、岩がき等を頂く。
帰りに千日前の「神座(かむくら)」に初めて入ってみる。
いつも、行列が絶えないこのラーメン屋、“うまいのかな?”といつも思っていた。
店内に入ると有名人のサインのオンパレード。「おいしかった。」などと書かれたサインを見ると“ホントか〜?”と思ってしまう。
ラーメン(\600)を注文。
スープを一口飲むと化学調味料の均一的な味が広がる。調味料の使いかたがうまいらしく、おいしい。
が、予想通り、最後には舌がしびれた。
白キムチや薄いチャーシューがトッピングされているが最終的にはいくらか残した。(4.5点)

翌日は朝からロケ。
バレーボール界一のアタックを見て、うなずいていた。
ロケが早めに終わり、20時からの恒例飲み会まで、時間があったので、「自由軒」によって、名物カレー(\600)を頂く。
ここのカレーはルーがかかっているのではなく、混ざっているのである。
そこに玉子を落とし、混ぜ混ぜして食べる。


カミさんともあるが、以前、母校(盛岡第四高校)が甲子園に出場した時は、兄妹3人
で食べにきた事もある。大阪に誰かと来た時は良く連れてくる店だ。
そうそう、意外とスパイシーなのも魅力。

いつもの西中島でコバ君、大家さんと一杯。
近況とcdmAoneのCメール使い方講座を開く。ちなみに私はcdmAoneではない。

ホテルに戻る前に「純陀(チェンダ)」と言う餃子専門店へよって、大阪名物にもなりはじめている一口餃子をビールを飲みながら食べる。
パリパリっとした皮に小ぶりの焼餃子は2〜3個一気に食べれちゃう。10個で450円。
水餃子(\500)も小ぶりだが、こちらはモチモチとしている。
値段的には高いかも知れないが、味はいい。

最終日は、さっさと打ち合わせを終わらせ、ブランチを採る為に、梅田に出る。
頭の中では「はつね」の親子丼になっていたのだが、直前に“そうだ!うどんにしよう!”と頭の中をきじょうゆうどんが通過した。

大阪駅前第3ビルの地下2階にある「はがくれ」は生じょうゆうどんが絶品の店。
生じょうゆうどん定食(\800)のダブルを注文して、行列で待つ。ちなみにダブル(2個)でもシングル(1個)でもセミダブル(1個半)でも値段は一緒。うれしいよね。
この店は文頭にあった店と違いおいしくて行列が出来てる店。開店から閉店までいつも列をなしてるが、昼時は凄い。止めたほうが無難。
生じょうゆうどんはカボスを搾り、大根おろし、ねぎをのせ、しょうゆをたらして食べる、シンプルな食べ方。それゆえに麺のうまさで差がでる。
しっかりしたコシと絶妙なゆで具合がものを言う。
生じょうゆうどんなら本場讃岐にも負けない味である。

阪急でおみやげを買い、阪神百貨店いか焼きデラバン(いか焼きに玉子が入った、デラックス版)、和風デラバン(新商品の醤油味)を新幹線のつまみように購入。
新幹線の中で食べるいか焼きはたこ焼きより美味し。

予定通り“のんびり、行こうよ”が出来た珍しいたびだった。

1999.11.7


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