南東北B級グルメ旅Vol.2


翌朝は、いつもよりのんびり起床。
シャワーを浴びて、チェックアウト。
広瀬通りを歩き途中の「ドトール」で“アイスコーヒー”を飲みながら、今日の行動計画を練る。
ブランチを「かき徳」で“かきフライ”を食べる事に決め、広瀬通りから一番町を抜け、店の前に行くと張り紙がしてある。
「8・9・10日臨時休業させていただきます。」
あれ!やられた!
まあ、いいや。この前も食べたけど、「太助」で“牛タン”にしよう!
と、うらの小路に行くと「太助」までもが
「8・9・10・11日臨時休業いたします。」
の張り紙が貼ってあった。
GWの連休中開けていて、休みを取っている店が多いみたいだ。

そこで、思い出したのが、二日町にある洋食屋「和句楽」。
ここの“メンチカツ”を久々に食べよう!と気持ちを切り替え、店に向うと…
あれ?ない?店が「みろく」ってそば屋に変わっている。
潰れたみたいだ。
もう、こうなったらしょうがない。大学に向おう。大学のそばには「Maruman」がある。餃子を食べて元気だそう!
と晩翠通りのバス停に向うと、丁度バスが行くのが目に入った。
嫌な予感はした。
バス停で次のバスの時間を見ると、20分後である。
やられた!待っていてもしょうがないので、歩いて行く。
北四番町、北六番町、北八番町と確実に前に進み。ホテル出発から1時間20分かけて、国見まで来た。
もう、おなかはペコペコである。「Maruman」の看板が見え、ようやく食事にありつけると思った瞬間、悲劇が…
「8・9・10日休ませていただきます。」
誰が悪いわけでもない。俺が悪いわけではない。ついていなかっただけなんだよね。でも、かなりヘコンじゃう。


昨日のお礼も兼ねて、S部長に挨拶。
「たまには学食行こう!」と誘われ、10年ぶりに学食の“焼肉定食”を頂く。
 
値段は420円と40円ばかり高くなった気がするが、ご馳走してもらっているから関係ない。
久々に食べたが、変わっていなかった。ちょっと辛めのタレが、ピリリと効いていた。
この時点で、今回はご馳走にはありつけない気がしていた。

食後、バレー関係と福祉関係の先生と打ち合わせして、本日のお仕事終了。
バスで仙台駅まで出る。これから福島へ行かなくてはならない。
その前に、仙台駅前の朝市市場で、昔から買っている、揚げたてのコロッケ屋その名もずばり「ころっけやさん」で“コロッケ(\60)”“チーズコロッケ(\100)”を購入。

これを、これから福島へ向うバスの中で食べようって目論み。

宮城交通の高速バス乗り場で切符を買い、発車までの25分を、仙台駅構内の「ドトール」で“アイスコーヒー”を購入する時間に当てる。
コーヒーを買って、バス停に戻る途中。なんと!名掛丁の入口の所にも「ドトール」出来ていた。無駄な動きをまたしてしまった。
今回は、はずしてばかりだ。

バスに乗り込み辺りを見まわす。この高速バスには17歳ぐらいの高校生は乗っていないみたい。最近は物騒で安心して【たび】が出来なくなるのではないかと心配である。
バスの中で、先程買った、ホクホクのコロッケとヒヤヒヤのコーヒーを口にほうばる。
 
「コロッケは揚げたてに限る。」


仙台から福島までは1時間で着いてしまう。寝たと思った時には着いている。
福島のホテルにチェックインし、連絡を待つ。
今晩は、大学のゼミ仲間と久々に再会する。
相馬から「たこ君」が来るって連絡が入り、郡山から「Jacky」、神奈川から俺、福島から「そんちょう」の計4人。

そんちょう」から連絡が入り、ホテルのロビーで待ち合わせ。
福島市民のおすすめの格安居酒屋「天狗」に入る。
なんで、福島に来てまでもって感じだが、安さにはカナワナイ。
すぐに「Jacky」も到着。まずは3人で先に始める。
かつおの土佐作り”、またも“焼き鳥(なんこつ)”ついでに“コロッケ”とダブるダブる。
 
大根と山芋のサラダ”が唯一の救い。
 
つまんでいる途中で、「たこ君」登場。わざわざ、車で来てくれた。
まず、掛け付け一杯。
本人とは裏腹に、うちらは帰すつもりはない。
くだらない話をしつつ、最終の新幹線で「Jacky」は郡山に帰る。
たこ君」はと言うと、「そんちょう」の家に泊まる事になった。

帰り間際に、福島で美味しいと言うラーメン屋「屋台よしだ屋」に入り“ラーメン(\520)”を頂く。

煮干と鶏がらのスープで、煮干の香りがプ〜ンとしていて、凄く良い。
麺は細麺のちぢれ麺。スープの強さに、麺のやさしさがマッチしていてなかなかいける。
 
さすが、ラーメンの聖地福島県。喜多方・白河の二大有名ラーメンを要している
だけあって、レベルが高い。(7.5点)

二人と判れたあと、ウーロン茶を買って部屋に戻る。

2000/5/9


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