ブライダルの街高砂

さかい〜やすい〜仕事きっちり。ブライダルの街


さかい〜やすい〜仕事きっちり。

今回のたびは、今までとちょっと違う。
「何が違うって?」
子供が生まれて、初めてのたびである。
そう、父親として仕事してるのである!
子供を食わせる為に働かねばならないのである!

二週間前と同じような経路のたびである。
前回と同じように新大阪に入ったのであるが、新幹線の中では、熟睡状態であった。
睡眠不足に、前日の飲み会。家〜会社〜家〜病院〜会社〜家と移動したのも、疲れがたまった要因かも?
とにかく、熟睡であった。
天王寺でランチにしようと思い、店を探すが、「これ!」って言う店がない。
近鉄の地下を歩いていると、惣菜屋がならんで呼んでいる。いや、ホントに呼ばれてる。「サラダ\500!」とか「うなぎ安いよ!」とか、引く手もあまたである。
ふっ!と目に入ったおにぎり。
「これだ!」って思ったね。
結局、おにぎり3つと烏龍茶のランチになった。
すごーく、安上がり!

堺へ向かい、今日最初の打ち合わせ。
相手は何と!田中幹保
そう、新日鉄で元全日本のエースアタッカー!
バレーを知らない人でも知ってるのでは・・・。

新日鉄に伺い、打ち合わせ、結構嬉しいモノである。
今後も仕事で付き合うことに決まる。
“よかった〜。”

今はもう、姫路に向かう途中である。
気が付くと、うまいものって食っていない。
さっき、明日撮影する学校の先生から電話があり、姫路の街に繰り出す事に。

うまいものが食いたい!

1999.7.9


ブライダルの街

20時に姫路の駅で、先生に拉致され、そのまま高砂へ。
ホテルに連絡し、チェックインが24時ぐらいになると伝える。
最初から結構飲みそうな勢いを感じた。
福一」という焼肉屋に入り、生ビールで乾杯!
タン塩、バラ、ホルモン、レバー、生センマイ、レバー刺し、キムチなどテーブルに並べられ、食べる。
値段も1人前\300〜\500とお手頃。神戸牛の産地直送だから安いと言っていた。
途中、父母会長も登場し、野球の話しであつい。
そのまま、行きつけのスナックに拉致され、飲み続ける。おばさんばかりで、若い子は一人。店のお客もその学校の先生やPTAばかり。
但し、酒はV.S.O.Pと店では高いのしか、飲んでない。
結局、ホテルにチェックイン出来たのは、25時半。

翌日のロケは眠さと暑さが戦って、暑さが勝った!
顔、首、腕はじりじり焼け、真っ赤になった。
ロケ終了後、高知の中学校が練習試合に来ていて、その歓迎とロケ終了のご苦労さん会を兼ねて、一杯とスタッフ共々拉致。
暑い中のロケは予想以上に体力を消耗しており、喉の乾きは頂点に達していた。
そこに、一杯のビールが注がれ、乾杯と共に“グビグビッ”っとグラスを空ける。空けたグラスにすぐ注がれたビールをまた一気。“プッハー”って感じ。
うまくてしょうがない。

そうそう、ここ兵庫県高砂市は「ブライダルの街」らしい。市役所近くの歩道橋に掲げてあるのは、交通安全標語ではなく「ブライダルの街高砂へようこそ!」と垂れ下がっている。そういえば、結婚披露宴の新郎新婦の席を「高砂」って言いますよね!

大阪のホテルにチェックインして、ひと休み。
24時過ぎに携帯が鳴り、撮影会社の毛利さんから「一杯やりませんか?」のお誘い。
ひとりで居るのを気を使って誘ってくれた。“うれしい事である。”

行きつけの隠れ家のワンショットバー「酒○」(ひみつ)という店に。
阪急東通りのあやしい呼び込みをかきわけ。ちょい曲がる。すると変なビデオ屋が・・・。
「えっ?こんなとこ?」と、思ったら、手前の1mぐらいの高さの引き戸を開ける。
看板もない。静かなお店。

「会社のやつも連れて来た事ないんです。」
って秘密の店に連れて行ってくれた。
ビールと白ワインをよもぎの薫りのお酒を飲む。
ホントに気持ち良く、飲む事が出来た。
静かにゆっくり話しに行く店だった。また、来よう!

帰りに小腹がすいて、ラーメンを食べに“まんねん”へ。
ここは、いつもチャーハンや餃子を買って部屋で食べると言う行動で使っていたが、実はラーメンは初めて。
あっさりとんこつにちょっと細めん。軽くいける。飲んだ後にいい味だった。

翌日はカミさんと子供の為にお土産を買って帰る。
新幹線の中では昼間からエビスとそば助六。
ほろ酔いを味わうどころか、熟睡。

さあ、病院へいこう!

1999.7.11


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