香港食いだおれ!(その5)


香港最終日の今日は、忙しい一日になりそう。
晴天の空は、ここ二日間で一番暖かい日になりそうな予感がした。
荷造りをして、一旦外出。チェックアウトが12時なので、それまで部屋に荷物を置いておく。
飛行機は15時発なので昼まで香港島に居られる。

先にチェックインをしようと、香港駅に向う。しかし、チェックインできるのはエアポートエキスプレスの切符を購入して、乗る人だけ見たい。
あきらめて、朝食を採りに中環の駅の方に戻る。
朝から、東南アジア系の人が中環の路上にシートを敷いて陣取っている。
「今日はパレードでもあるのかな?」
朝食は朝7時から開いているインド人のドアマンが目印の「陸羽茶屋(Luk Yu Tea Houseロッユーチャサ)」(中環士丹利街24至26號 tel2523-5464)に行く。

広東料理の店と聞いていて入ったら、朝から“飲茶”やっていた。
これは嬉しい誤算!
食べれなかった“飲茶”こんなところで食べられるとは!
売り子のおばさんが駅弁方式で店内を歩いている。

近くに来て、中身を見せてくれて、欲しい数だけもらう。
そうすると伝票にチェックしていく方式。いらない時は要らないって言えばいい。
まず最初に、目に留まったのが“米粉のクレープ”。
 
クレープ状に包まれた椎茸などの具にとろりとした餡がかけられている。
続けざまに二品目。“鶏肉の焼売?”一見、シュウマイ?に餡が掛かっているのかな?って思って箸を付けると、そこに鶏肉が敷いてあった。
 
意外な内容にビックリ!しかし、二つとも同じ系統だったな。
しばらく、いいのがまわって来ない。一瞬“豚まん”が見えたが、さすが人気商品。この席に来る前に終わったらしい。
お茶を飲みつつようやく三品目。“中華ちまき”の登場。

アツアツの竹皮を一枚一枚剥いで中身を取り出す。
 
日本で食べるちまきより米の違いもあり粘りがない。日本の米のすばらしさが認識できる。
四品目は“蒸し餃子”っと言っても食べてみたら中は肉じゃなかった。筍のスライスって言うか、かつをぶしっていうか、そんな感じの。期待はずれ。
 
五品目は本当の“焼売”。ようやく本当の“シュウマイ”が出てきた。こうゆうのを待っていたんだよ!
 
続けて六品目の“春巻き”。カミサンが一番好きなもの。
サクサクしていい揚げ具合。中の餡もアツアツ。
  
ようやく調子に乗ってきた。しかし、お腹は結構一杯になるもんだ。
結局最後にしたのが“エッグタルト”。ポルトガルからマカオに伝わり、香港経由で日本でブームになった品。
これが結構イケル!
 
日本で食べたどのエッグタルトより美味しい!本当に卵なんだ!って事を認識できる。

お腹一杯になって、「ランドマーク」や「プリンスビル」で最後のお買い物って思っていたら、意外に閉まっている。まだ10時前だからかなと思い、一旦ホテルへ戻ることに。
ホテルの「マンダリン・ケーキ・ショップ」でお土産用のスコーンを買おうと思って立ち寄ったら、「ガ〜ン!!!」閉まっている。
よく見ると日曜定休って書いてある。「ショック!!」あの味をもう一度!!

10時までカミサンは部屋で準備、こっちは上環の地元デパートまで歩いてゆき、面白い食料品をゲットしようと出かける。
しかし、旺角の「華潤百貨」ような店はない、仕方無しに中環に向って歩いていると、スーパーらしき店が目に入った。求めている地元の店とは違って、セントラルのちょっとお金がある外国人向けにあるつくりの店。「百佳」でお買い物。
ちょっと迷ったが、こっちの料理を食べていて気が付いた醤油の違い。
その中華醤油とも言うべき品と日本でいうCookDo!みたいな商品がいくつかあったのでお土産用に買った。
やっぱり、昨日買っておけばよかった。

2001/2/18


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