香港食いだおれ！（その６）
ホテルに戻るとホールでバッタリカミサンと出会う。向こうも店が日曜定休で何処も空いていなかったようで、がっかりしていた。
結局、お茶して出ることにした。
ホテルの1階にある「The Cafe」でお茶。
ショップがやっていないからなのか、時間帯のせいなのか“スコーン”や“ケーキ”はメニューにない。
“フレンチトースト”と“コーヒー”を注文。カミサンは“ワッフル”にしていた。
“コーヒー”を一口飲んでから気が付いた。“コーヒー”を飲みたかったのだが、ここでは“紅茶”にしておけばよかった。失敗！
“コーヒー”が不味いわけじゃない。“紅茶”が美味しすぎるのだ！
“フレンチトースト”は丁寧な焼き上がりと添えられた“ベーコン”がピッタリあう！上品なつくり、こうゆう味は家ではなかなか出せない。
“ワッフル”もサクサク感とシロップの甘味が見事にあいまって美味しい。
ここは本当にはずさないね。ただ、ちょっとお高め。
先日がHK$309.10で今日がHK$283.80と一人1食2,500円は行ってる。
食べている最中、外を見ると東南アジア系の人達がドンドン群がっている。凄い人だ。靴磨きをしてもらっいる女性の友達が持っているバックは「シャネル」らしい！
しかし！そのマークどう見ても部活にはじめて入った一年生が名前を先生や先輩に覚えてもらうためにつける布切れの“名札”のようである。
さすがホンコン！
（後で判ったのだが、彼女たちは、香港で働くフィリピン人のメイドさんらしい。毎週日曜に集まって、情報交換しているらしい）
ホテルをチェックアウトして、帰りは堂々と正面から出て行く。
香港島と九龍半島のあいだにあるヴィクトリア・ハーバーを眺めながら帰りを惜しむ。
香港駅で「エアポートエキスプレス」の切符を購入。そして、来るときに買った「オクトパスカード」を清算。2枚でHK$140戻ってきた。ちょっと儲かった気分。
JALカウンターでチェックインを済ませ、列車に乗り込む。
帰りの電車って言うのは何故か速く感じるものだ。あっという間に香港国際空港に到着。
預ける荷物はないが、席を非常口前に替えてもらおうとJALカウンターに立ち寄る。しかし、カウンターにいたのは香港人らしく、日本語が通じない。
JALカウンターなんだから日本語話せるヤツ置けっちゅうの！
近くに立っていた日本人の案内係の人に話すと丁寧に対応してくれた。助かった。
これで、帰りも足を伸ばして行ける。
空港で出国検査を終え、発着ロビーへ。
ここでは免税品のお買い物。約2時間以上もあるのでゆっくり見ることが出来る。
当然、自由行動。
こっちは見るだけで、あまり買うものはない。向こうはとても気合が入っている。そりゃそうだろう、市内の店が閉まっていたんだから・・・
約一時間近く自由に行動。こっちも実家への土産や会社への土産を物色。
ある程度決めてしまう。
向こうはブランド物や口紅・香水などをチェックしてるみたい。
一度合流し、子供の土産をまず購入する。
何処にでもある「ディズニーショップ」に香港の物があったのでそれをお土産に購入。（渡したら大喜びで遊んでくれた）
また、高くて買えなかった「ペニンシュラ・ブティック(Peninsula
Boutique)」の“チョコレート”もここでは小銭整理も兼ねて購入。
向こうは、まだ買いたいものがあるらしく、探しに出かけた。
こっちはロビーで買った分のお土産をバックに詰めなおす。
最後にお酒を購入。土産の“紹興酒”とワイン。
ワインも“シャトー・ラ・トゥール”のセカンドが1本HK$180と格安！
1999年ものと言うこともあり、2本購入。子供が生まれたのと同じ年。1本は成人するまで保存しておこうかとも思っている。
気が付くともう搭乗し始めていた。
荷物が多いので、早めに乗らなくてはならない。
無事、席についたのだが、荷物が太りすぎて中に入らない。
慌てて、一部の荷物を取り出し収納。
ここで収納できないとトランクルームに持っていかれるから大変。
帰りが遅くなってしまう。
離陸して、しばらくするとドリンクサービス。
帰ったら車を運転しなくてはいけなので、今のうちに飲んでおかなくてはいけない。
とにかく「ビール！ビール！！」
“機内食”は迷わず“カレー”を選択。
なんとなく“カレー”じゃなくて、やっぱり“カレー”なんだよね。
味はイマイチでも何かホッとする。
“そば”や“ひじき・インゲン”を摘む。
ちょっとマヨネーズが多めの“サラダ”に最後に“プリン”。
今回の機内食は、行きも帰りもイマイチかな？
寝ようと思っていてもなかなか寝れない。
そうこうしているうちに成田に到着。
無事入国出来て、この【たび】も終了。次にいつ【たび】に出られるかは判らないが、やはり【たび】はいい。
海外は年一回じゃなく、年二回は行きたいな〜
2001/2/18