蘭州観光その19


中原を歩く−鄭州、安陽、洛陽 (2014年1月) その1
鄭州駅:
鄭州は市区人口400万
人の大都会で、鄭州駅
は新幹線、在来線が
ともに発着する大きな
駅でいつも人であふれ
ている。

鄭州二七塔
駅の近くの交差点に
建つ二七塔。1920年代
に民衆運動を記念して
建てられた。鄭州を
象徴する建物。
鄭州は大都会であった。

鄭州商代遺跡:
駅の東側に商(殷)の
城壁の遺跡がある。
殷墟:
現在の中国で最古の
遺跡。殷朝後期の宮
殿、王陵などの遺跡が
ある。世界文化遺産。
殷は紀元前17世紀か
ら前11世紀まで続い
た王朝。
(商ともいわれる)
殷墟
展示室と司母戊鼎
(しぼおちちょう)の
モニュメント。
発掘された鼎は現存
する最大のものとのこと。
殷墟王陵:
宮殿宗廟遺跡、博物館、王陵遺跡と三つの
部分から成っている。
王陵遺跡は少し離れた
所にあった。
王陵の内部
まわりには陪葬された
人骨もあった。
安陽市内:
安陽は高層ビルの少
ないおちついた地方
都市。写真は市の中
心にある文峰塔。
洛陽博物館
新市街にある新しい博
物館。展示物は殷から
清まで充実している。
唐三彩の馬
唐三彩の展示物が
充実していた。大きな
馬の置物。写実的で
躍動感にあふれている。
洛陽白馬寺:
建立は西暦68年。
中国仏教の最古の
寺。洛陽から東へ
15kmの郊外にある。
洛陽白馬寺:
写真は白馬寺前の
参道。線香や土産を
売る店が多い。この日
は縁日のようで人で
賑わっていた。
洛陽関林:
関羽の首塚がある。
蜀の関羽は呉の孫権
と戦って敗れ、首をは
ねられる。孫権はその
首を魏の曹操へ送る。
曹操は関羽を惜しんで
手厚く葬ったのが関林
である。
洛陽関林:
こんもりした小山が
首を葬った墳墓。
龍門石窟入口:
龍門石窟は洛陽の南、
伊河の畔にある。
入場料は120元。
龍門石窟:
北魏から唐にかけて
刻まれた。2000窟以上
あるというが小さいもの
が多かったように思う。
龍門石窟:
比較的大きな石窟。
写真を自由に撮れた。
廬舎那仏:
この石窟のハイライト。
17メートルといわれる。
他の仏像と比べると
お顔も写実的である。
感激した。
廬舎那仏:
大仏の脇に控える
弟子と菩薩。
廬舎那仏:
大仏の脇に控える
天王と力士。
廬舎那仏:
伊河の対岸から見る。
霧に霞んであまりよく
見えなかった。