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Note

2003年

9月3日 マダイ 3.70kg 66cm

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釣り仲間からの情報で、この夏三度にわたる関西遠征で達成できなかった記録魚への挑戦の機会が再び巡ってきた。

場所は隠岐群島西ノ島。良型のマダイやクロダイがFFで釣れるというのだ。よくよく話を聞くと、ハマチの養殖イケス回りという特殊な環境だが、魚は回遊してきて一時的に居付く天然の状態。記録申請なしのブランク状態が久しい6lbティペットのクロダイ、すべてブランク状態のままのマダイの記録を埋めるには絶好の機会であることは間違いないところだ。

特にマダイはわが国を代表する釣魚の筆頭格。ターポンやパーミット狙いの遠征も悪くないが、釣り文化と歴史が違うとはいえ、お膝元のマダイがFFで記録されていないというのもツライものがあるなぁ・・・と前々から感じていたこともあって、速攻で記録魚狙いの釣行となった(笑)




船のミヨシに陣取っていると、マダイらしき魚影が群れで移動しながらこちらに向かってくる。その魚影にキャストし、フライを見失わないように目を凝らしながら、サイトでストライクをとってこの魚をフックアップできた。

ファイトはまさに鯛の3段引き。距離はそれほど走らないが、キレのある荒々しいスリリングなファイトを6lbティペットで堪能できた。

水の流れもあって、最初のうちはなかなか狙った魚の視野に素早くフライを送り込むことができず、小型の魚に食われて苦戦。フライを意図するタイミングで魚の視野の中にプレゼンテイトできることが、ここの状況で狙って釣るには最重要だと感じた。

この釣りは「釣れる釣り」だ。なので、ケーススタディが積み重なっていろいろなことがわかってくれば、他のフィールドでも応用がきく可能性もある。そういう流れができてくれば、マダイがSWFFの主要対象魚として加わる日はそう遠くはないのかもしれません(大袈裟か? 笑)

※状況などついては、本サイトの「Fishing Scene」(写真による釣行レポート)「隠岐/西ノ島deタイ」をご参照ください

Impession

本命はクロダイの2kgクラスだったのですが、こちらの方が先に釣れてしまいました。これが自分にとっては初の記録魚となりました。

記録申請にはフライラインのサンプルを提出する必要があり、その場でラインをカットし、ラインシステムの組み直しに時間をとられ、ちょっと参りました(笑) 

申請用に撮った写真にはリールが写っていなかったので、リールの写真は別途添付しました。次の機会があったら、撮影の際には気をつけようと思います。



------- Record Data -------

● IGFA世界記録 3kg(6lb)ティペットクラス
: マダイ 3.70kg (66cm)
● 島根県西ノ島沖 / 第十うすらい丸
● 2003年9月3日 9:10 劉 公仔

● Line : EMS Rock Hyper 6lb
● Rod : Scott STS 906/4
● Reel : Lamson LITE SPEED 2
● Fly : オレンジ・ピコー
 
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