memorandum


2. FLIES

フライ・パターンは、ボーンフィッシュに関しては「クレージー・チャーリー」オンリーで通した。フックサイズは#6がメインで、水深の浅い状況、スプーキーさを感じさせる場合は#8を、水深が深い場合は#4も併用したが、フックサイズそのものは食いにはそれほど関係ないように感じられた。

ドレッシングでボリューム感を調整すれば#6オンリーでも十分にイケルように思える。魚にフライをアピールしたい状況では大きめに、スプークしたくない状況では控えめにすればなんとかなりそうな感じ・・・

カラーは、サイトの状況(透明度、底質、太陽の角度・・・)に応じてあれこれ試してみたが、結果的には、基本がイエロー系オレンジ系、バリエーションとしてピンク系、パール、ゴールド、あたりを組み合わせるチョイスとなった。

外洋に面したサイトでは、グリーン系(ガイドがいうにはオレンジが少し入ったもの)がよりエフェクティブのようだが、グリーン系は手持ちが1本しかなかったので(笑)何ともいえないところ。ただし、状況にハマレば一発で食うかもしれない(実際にそういう状況が2度経験できた)

フライのバリエーションとしてのウエイトは、かなり重要だと感じた。ボーンフィッシュは想像していたよりもスピーディーに移動している場合が多く、水深が少し深めの場所ではアイのウエイトが軽めだとタイミング良く入っても魚にフライを見せることができない場合がままある。素材はボール・チェーン、ダンベル・アイ他何でも良さそうだが重さのバリエーションをきちんと用意しておくべきだ。

特に大型のボーンはそれなりの水深をスピーディーに移動している場合が多かったように思う。なので、アイが軽めのフライではなかなか勝負まで持ち込めず、悔しい思いをした印象がやたら脳裏に残っている。負け惜しみか・・・(爆)

アイのカラーは、何でも良さそうだがさにあらず、ガイドがゴールドアイを好む(笑) 魚がどちらを好むかについては釈然としないままだが、ゴールドの方が水中で若干目立つということは言えるかもしれない。

フラッシャブーを使った細身のパターンが主流。「バナナ・ピール」などのシェニールのボディのものは、ガイドがピックアップすることもなく、釣れないわけではないのだろうが、ここではすでに過去のもののようだ。また、トレバリーやその他の根魚は「クレージー・チャーリー」でも釣れたが、「クラウザー・ミノー」のフラットの定番カラー、チャートリュース&イエロー(フックサイズは#2-6)が有効だった。

フックはTMCの800S と811S、BUYANのソルトウォーター#8を併用した。811Sは、食わせても食わせてもフッキングせず、フライを確認したらゲイプの付け根で折れていた・・・ということが2度あった(怒) 吸い込まれて奥の歯で噛まれると強度が落ちるのかもしれない。
 

Previous Menu Next


Copyright (C) 1998-2002, Green Dolphin Studio. All rights reserved. Feedback to jack_lauj@yahoo.co.jp