ホテルをチャックアウトし、その足で新大阪駅へ。
新大阪のホームの立ち食いは、なんと「杵屋」。
全国展開しているうどんのチェーン店なのだが、ここでは立ち食いが味わえる。
昔は、大阪・三宮方面のホームにしかなかったのだが、今は京都方面のホームにも出来ている。
朝ご飯代わりに“冷やし讃岐うどん(￥270)”をかけこむ。
大阪らしく揚げ玉は入れ放題。ワシワシと食べる。
安いし美味い。
「杵屋」は全部立ち食いにしたほうが良いんじゃないか？
新快速で三宮に行き、そこから地下鉄で西神中央へ。
タクシーで打ち合わせの学校に行き、お仕事。
タクシーで西神中央に戻った所で、携帯の電池が切れてしまった。
i-MODEの使いすぎかもしれない。
西神中央のDoCoMoショップで充電を依頼して、ランチを取りに行く。
最初、香川讃岐うどんの名店「川福」で食べようかと思ったが、うどんばかりじゃ能がないので、パスタにする。
そごうの５階にある「トラットリア・ダ・ジュゼッペ」（神戸市西区糀台5-9-4 tel078-991-7228）に入ってみる。
神戸市内にある名店の姉妹店らしい。生パスタを使っているらしいがどうだろう？
ランチは、“ハム入り辛口トマトソースのスパゲッティ ルッコラ添え”・“サラダ”・“コーヒー”がついて980円。そんなに安くはないが、デパートの上のイタリアンレストランにしては安い。
“サラダ”は意外に美味しく、ドレッシングとエビのコンビネーションがよかった。その勢いで期待して出て来たパスタ。
“ハム入り辛口トマトソースのスパゲッティ ルッコラ添え”って言うぐらいだから当然、ルッコラは上に乗っかっている。
ハムも自家製らしいのが2本入っている。トマトソースも確かにピリ辛。
しかし、麺がアルデンテじゃない！
かなり、残念。
コーヒーを飲みながらメールチェック。
たいした事は入ってない。
DoCoMoショップで30分ちょっと充電してもらったおかげで、携帯復活！
（その後帰るまで電池は減らなかった）
通信用兼緊急連絡用PHSの電源を切って元の体制に戻る。
西神中央から一駅先の西神南に行き、そこにあるJのチームにお邪魔する。
元Vの監督だった現監督が玄関先で雑誌記者のインタヴューに答えていた。
ここの打ち合せも無事完了する。
西神南から三宮に出て、三宮から新快速で京都へ、京都から奈良線で宇治までの2時間。椎名誠の「みるなの木」を読みふける。
短編のSF集で、「島田武装倉庫」との絡みがある作品が何本か入っていて、シーナワールドに引き込まれる。
最初は、とっつきにくいかもしれないが、一度読むとはまるはまる。
そう言えば、昨日まで読んでいた「馬追い旅日記」は映画「白い馬」の製作日記のような内容で、タイミング良く、6月のケーブルTVのチャンネルNECOの特集が椎名誠の映画特集。
「あひるのうたがきこえてくるよ」「うみそらさんごのいいつたえ」「白い馬」をやるらしい。チェックチェック！
京都駅で「Maneken」の“ミニワッフル”を買い、ホオバル。
宇治からタクシーでサンガタウンへ。
ここでもしっかりお仕事して、後は帰るだけになった。
城陽までタクシーで出たあと、奈良線で京都駅へ戻る。
金曜の夕方以降の新幹線はいつも満席なので、諦めて夕食を食べていく事にした。
久々に「新福菜館」に立ち寄る。
京都在住の頃は、たかばしにあるこの「新福菜館」か隣の「第一旭」でよく食べていたが、俺は「新福菜館」の方が好きだった。
その後、「新横浜ラーメン博物館」に入ったのは有名な話。
“やきめし”と“中華そば(小)”どちらも500円をいただく！
ここの“やきめし”は美味い！ラーメンよりこっちの方が美味いんだよね。
それに京都のラーメンてのは意外に濃い。
「天下一品」「第一旭」「横綱」そして「新福菜館」どこも濃い。
イメージ的には薄いんだろうけど、実際は違う。それがうけているんだろうけどね。
濃い醤油味のスープに、ストレートな麺が絡みつき、九条ネギが口元をさっぱりさせてくれる。
このバランスがいい。チャーシューはちょっと脂が多いけどね。
(7.0点)
大阪は「うどん」、神戸は「パスタ」、京都は「ラーメン」の三都麺物語の完成である。「京都はそばだろう！」って言う人もいるかも知れないが、良いのである。
満腹状態で、新しく出来た伊勢丹でお土産を買い。新幹線ホームへ。
どうせ、自由席はいっぱいだろうから、指定の空いている所に座る。
名古屋でその席の人が来たら、移れば良いのだから。
立って帰る気なんて全然ないかんね！
エビスを飲みながら【たび日記】の原稿を打ちつつ帰宅の途へ。
来週は沖縄へ…
2000/5/26