倉敷でドタバタ、京都でアジ、アジ。Vol.1
忙しい出張がはじまった。
これから3日間岡山の観光都市倉敷へ、そしてその後京都へ。
まず、皆が国民の休日と言った休みの日に、倉敷へ。
新幹線で、「崎陽軒」の“シュウマイ”ポケットパックをつまみにウーロン茶。
さすがにこれから打ち合わせがあるのでビールは飲めない。
新横浜から岡山まで約4時間弱。長旅だな〜と思っていたら、今回の席が「２＆２シート」って言って、2階建て車両の２階がグリーン車。１階が指定席。の車両だったため、シートがグリーン車と同じ。
多分、元々はグリーン車用に作ったんだけど、「１階でグリーンとは何事だ！」って怒ったオヤジが、JR東海のたまたま初めて車掌をやった新人車掌に、文句を言いつけ、どうしようもなくなった新人車掌は、「大変申し訳ございません。しかし、私では・・・」
とシドロモドロしていると、弱みにつけこんだオヤジや他に乗っていた乗客までも「そうだ！そうだ！料金返せ！」って大騒ぎになり、新幹線暴動がおきたからではないかと推測される。
そのおかげでこのゆったり広いシートに座ることが出来たのであろう。
「いや、最初からそうゆう作りだったんですよ。」とJR東海か西日本の社員が言ったとしても、「そうは問屋がおろさねえぜ！この俺様はハッキリ見たんだ！グリーン車にしか着いていないはずのラジオチャンネルが座席にある事をよ！」
と言って返してやれるよ。
そのおかげで、岡山までグッスリ睡眠をとることが出来た。ほんと気持ちよかったよ。
岡山から倉敷まで在来線で15分。
倉敷の駅を降り、ホテルまでのんびり歩いていく。
明日のロケ打ち合わせで指導してもらうN井さんと会う。
車で迎えに来てくれて、その上食事に連れて行ってくれた。
昔、よく言っていたらしい小料理屋の「薄月」で食事。
で、行ってみると、N井さんは食事をしたので俺だけのために来てくれたのが判る。
生簀から取り出してきた“アジの刺身”“瓜の酢漬け”
“ナスのはさみ揚げ”“ポテトサラダ”“サザエの刺身”を頂く。
サザエは3年ものらしく、ひとつひとつの筋が日輪で外郭を形成していき、その時食べていた階層によって白かったり、黒かったり色がつくらしい。
初めて知った。
打ち合わせ後、ホテルまで送っていただく。
ホテルに着いて、岡山に居るBILLY JOEL仲間の「桃太郎」さんに連絡を取り、河口湖以来の再会をはたす。
男二人で倉敷の駅前にあるチボリ公園の中に入り、ビールで乾杯。
夏休み初日でもあるこの日はライトアップしていて、お客さんも結構来ていた。
チボリから、駅の表にあるShoot Barに入り、俺はスコッチ、桃さんはジントニックのグラスを傾けながら、BILLY JOEL談義に花が咲く。
終電ギリギリまで付き合ってくれた「桃太郎」さんに感謝！
ホテルの前にある「ファミマ」に寄って、岡山の地ビール“独歩”を購入。
俺が一番好きな地ビールである“独歩”に缶が発売されていた。
そこで、もうひとつ驚いたのが、プレステ２がファミマに売っていた事。
もう、そんなに出回っているんだね。
ホテルに戻って、シャワーを浴びた後、“独歩”のピルスナーを一気飲み。
“やきそば”をつまみながらチョット濃いデュンケルも空ける。
気持ちよく寝れる〜
2000/7/20