北海道でSAABに乗る!(その1)


岐阜から帰ってきたと思ったら、もう北海道に居る。
函館の街は、東京より10度近く温度が低い。 涼しくて気持ちがいい。
いつもどおり、たまプラからバスで羽田に入り。 羽田から函館へ。
いつもなら函館行きの便は、バスで移動して、タラップから機内に入るのがアタリマエだったのが、何故か今回は搭乗口が検査のすぐ近く。
時間的にもギリギリに着いていたので助かった。

函館空港でレンタカーを借りたのだが、いつも使っているニッポンレンタカーがその前後、北海道全域で満車状態って話。 今回はトヨタレンタカーを借りる。
車は「デュエット」チッチャイけど、装備も広さも結構ある。
「かわいい振りして、あの娘。割りとやるもんだよね。」

ランチは函館名物「ラッキーピエロ」(函館市松陰町22-6 tel0138-32-1777)で採る事に決めていた。
松陰店に入ると15時になろうとしているのに満席。
注文して、一番の待ちだからすぐ来るだろうと思ったら、地元の主婦や夏休みの女子高生なんかが、食い終わったのに喋っていてなかなか席を立たない。 15分ぐらい待たされてようやく食事にありつけた。
朝、家でカレーを食べてきたのに、何故か“チャイニーズ・チキン・カレー(\680)”を頼んでいた。
 
カレー好きだからね。 カレーの自体はまあまあなんだけど、相変わらずチャイニーズ・チキンは美味い。
ビックリするような味だよね。 最近は東北や千葉にも店があるらしいから、今度行ってみたいと思う。

市民会館横の体育館でバレーの先生と打ち合わせする予定だったが、16時半まで手が開かないって事なので、明日のロケの打ち合わせを先にしに行く。
近くの函館有斗高校にいるって話だったので、有斗高校に行くと、人影がまばら。
先生に連絡すると、全日本の選手を送りに空港に来ているって事。
後で連絡して、ホテルで打ち合わせする事になった。

函館のバレーの先生と9月の件で打ち合わせ。
一度ホテルにチェックインして、先生の車で五稜郭方面に。
はこだて清寿司 五稜郭公園電停支店」(tel0138-52-4528)で“特上にぎり(\2,600)”をつまみながら打ち合わせ。

函館のわりには、味はイマイチ。
でも、ご馳走になったから、そんな文句ない。 すぐに次の打ち合わせに行きたかったのだが、先生がどうしてももう一軒寄って欲しい所があるっていうんで、その店に。
函館と言ったら「いか」って言うぐらいイカの美味さは有名。
そのイカをおいしく食べさせてくれる「いか清」(函館市本町2-14 tel0138-54-1919)に入る。
昼が遅かったのと、寿司を食ったばかりでお腹は一杯。 もう食えないはずなのに、出て来た“活いか”にビックリ。
 
イカの刺身はだいたい白いものなんだけど、ここのは透明。 その上、ゲソはまだ動いている。
以前、テレビで青森の活イカを東京の料亭に運ぶドキュメントをやっていたが、生きたままのイカを運ぶのは凄く大変らしい。 東京に着くまでに300杯近いイカの内、4〜5杯が生きていればいいらしい。 全滅の事も多いって聞く。 イカは海水のきれいな水でしか生きないので、その清潔度や、水温など色々な要素を充たしていないといけないらしい。 その上、イカは共食いをするので、生き残るのは難しいらしい。
東京の料亭では一杯6千円以上で出ているらしいけど、その“活いかの刺身”が目の前にある。 コリコリした食感がたまらない。 変な甘味も無く、イカ本来の味はこうなんだ!って主張している。
塩辛の素となるコロもしっかりした硬さを持っていて、これがまた美味い!

本来ならゲソの部分を刺身か焼いてくれるらしいが、お腹がそこまで持たないのと、次の打ち合わせの時間がかなり迫ってきていたため、食べられなかった。 本当に残念でならない。
ホテルまで送っていただき、そのホテルのロビーで明日の撮影の先生が待っていてくれた。

一杯やっていて申し訳なかったが、ロビーで打ち合わせ。
その後話が弾み、飲みながら話そうって事になり、またまた五稜郭方面へ。
先生の行きつけの店「宮前陣屋」(函館市宮前町30-2 tel0138-40-9855)で生ビールで乾杯!
打ち合わせの話より、たまたま大学が同じ仙台だった事で話が盛り上がる。
先生も食事をしてきたので、お新香程度のつまみで、ビールをグイグイ。
中学時代、卓球部だった事もあり、卓球の話や仙台の話で遅くまで飲んでた。

ホテルの部屋に戻る前に、向かいの「ローソン」で地ビールの缶を買って帰る。
シャワーを浴びて、ビールを飲みながら就寝。

明日の朝も早い。

2000/8/9


TOP or BACK or NEXT