飛騨高山でオカマ掘られた!Vol.1


年に一度の夏の大移動。 今年は岐阜県をまわる。
その前に、千葉の松戸でロケ。朝6時に家を出て、早めに松戸到着。
駅前の吉野家で朝食を食べ、「ドトール」で“コーヒー”を飲む。
午前中の暑い中撮影をし、昼食。 先生の案内で「杏花」って言う中華屋に入る。
チャーハン”と“半メン”ってのをたのむ。

チャーハン”は、基本的に料理人の腕がハッキリする料理だと思う。 だから、はじめて行く店ではチャーハンを頼む事が多い。
  
ちょっと油っぽい“チャーハン”を食べながら、“半メン”をすする。 ラーメンは思ったよりおいしい。 味の調整はしているが、基本的な味でいい。(5.0点)


午後の撮影の設定をして、岐阜に向かって出かける事に。
夏休みに入った都心は、事故や何やらで大渋滞。 常磐道方面から中央道抜けるには、全部で渋滞30kmをぬけないといけない。
そんなんじゃどうしようもない。 そこで、外環道から環八で行く事に。
しかし、そうはうまくいくわけない。 当然のことながら、混んでいる。
環八の井荻地下道で渋滞にはまってしまったら、抜けようが無く、どうしようもない。 そこで、出た後、裏、裏、裏と抜けて、何とか永福町から高速に乗る事が出来た。
都心抜けるのに4時間もかかった。 一度談合坂S.Aで休憩し、「リトルマーメード」の“パン”を購入して、走りながら食べる。
岐阜の中津川I.Cに到着したのが20時をまわっていた。 本当は18時ごろに到着して、打ち合わせに入る予定だったが、それが出来なかった。
今日は、その先生が借りている別荘に泊めてもらいながら話をする予定なのだが、別荘の場所も名前もわからない。 だた、聞いているのは別荘地の名前だけ。
根ノ上高原という、中津川と恵那の境にある別荘地。 先生との連絡手段でもある携帯がつながらず、もう一人の先生の携帯もつながらない。 方々に連絡するが、別荘の名前も場所も知らないとの返事。
途方に暮れながら、まずは別荘地に行ってみる事にした。 車でワインディングロードを20分ほど走ると真っ暗闇の中に、オートキャンプ場と貸別荘が見えた。 その中に止まっている車をチェックし、神戸ナンバーが無いか確認するも、名古屋ナンバーしかなかった。
閉まっているお店の中に、消えかかっているぐらいの光があったのでそこを訪れるも、ドアは相手も返事は無い。 諦めて店を出てくると、「何か?」 と男性が出てきた。
そこで、学校の名前を言って泊まってないか伺うと、泊まってはいないが、知っているらしく、教えてくれた。
地図を書いてくれたが、枝分かれに枝分かれしている。 まあ、別荘地だから、近くまで行ってまた聞けばいいやと思ってそこに行ってみると。
なんと! 全然建物が建っておらず、真っ暗闇の林の中に狭い道が入り組んでいるだけ。 その上、急勾配でかなり判りづらい。
別荘地の一角ごとに「鈴木様」やら「佐藤様」やら、苗字の書いた表札が土の上に立っているだけで建物はなし。 別荘地といっても、これじゃあ聞く人も居ない。
そんな中、別荘というより小屋って感じの所に明かりがついていて、その中の怪しいおじさんが暮らしていた。そのおじさんに地図を見せて聞いてみた。
蚊取り線香に小さなテレビが置いてある小屋は本当に怪しいが、この辺は詳しそう。
しっかり、教えていただき、暗闇の中何とか別荘に到着。
しかし、先生はおらず、生徒が遊んでいるだけ。 これはもう待つしかない。 周辺を一回りした後に、もう一度携帯に連絡したら、ようやく繋がった。
お風呂に行っていたらしく、電源を切っていたらしい。
別荘は2階建てで、蛾が飛び交う室内は、とても涼しく、下界との温度差は15度以上ある。
深夜まで打ち合わせしながら、飲み、ようやく就寝。

慌ただしい一日だった。

2000/8/3


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