淡路・大和どんてん旅

淡路編アリラン大阪編大和・帰京編


淡路・大和どんてん旅(淡路編)

久し振りの新幹線こだま号である。

以前京都に住んでる時、「ぶらっとこだまフリープラン」の缶ビール1本付き格安チケットで何度か東京を往復したことがある。4時間から5時間かけてのんびり行くのだが、いかんせん「こだま」座席が狭いのと揺れが激しいのが難点だった。「のぞみ」車両の「ひかり」乗ると楽だもんね。

今日の昼は駅弁、名古屋から各駅に停まる「ひかり」だったので、米原で買う駅弁を決めていた。ここ米原は北陸線が接続する重要ポイントだが、何もない街である。でも、駅弁は関西・北陸・東海を結ぶポイントだけあって好いものがある。

岐阜羽島を出て、千円札を準備、丁度7号車で弁当屋がホームに在りそうな所。停車時間は1分。米原に着きそうになるとデッキへ移動。ホームに入るとお店をチェック、「ない!」「あれっ」ホームに降りると直ぐ先にあった。

8種類ぐらいの中から探す、降りるときは覚えていた弁当の名前も、店の前に立つと忘れる!

2往復ぐらい眺めて見付ける・・・。

弁当の中身は黒豆のおこわ、メインの鴨のロースト、里芋煮、こんにゃくの炊き込み、玉子焼き、ねぎとおあげのぬた、鳥かしわの鍬焼き、豆と川えび、漬け物。

黒豆のおこわは季節によって栗や枝豆に変わるらしい。素朴で安心できる弁当です。

「湖北のおはなし」と言う名の弁当です。

そうそう、サイコロが入っていて、5を上にしています。中には飴が入っていて、口直しにと、心くばりがいいです。5って言うのは「ご縁があるように」に掛けてるようです。

西明石から淡路島までレンタカー。この辺は震災があった頃、仕事でウロウロしていたので、懐かしく変わっていなかった。レンタカーの店員に高速と国道どっち行ったほうが明石海峡大橋に早いか聞くと「平日の日中だから、国道の方が早い」と言われたので、素直に聞く。

国道2号にでて、100mで渋滞。「あれっ?そうか。」と気付く。今日は月末の金曜日、空いてる訳がない、上行こうと直ぐ切り替える。

思ったとおり、第二神明も明石海峡大橋もガラガラ。下道行ってたら、間に合わなかったかも。

曇天模様の淡路島は、しずかにしずかに、そして、ゆっくり時間が過ぎていくようで、何とも落ち着く風景である。淡路島は鉄道が無いため、自動車保有率が高く渋滞も島内で多くあるらしい。そこに、橋が出来て観光客が来ることにより、渋滞が島のあちこちで起こって大変だというのが、事情らしい。

明石の蛸が入ったいなりずしを夜食用に手にし、新快速で新大阪へ向かう。

夜はつづき、旅もつづく。

1999.2.26 17:50 米原行き新快速の車中にて


アリラン

OYAさんと千里丘のアリランへ行った。ここは先日ガンバユースの監督に連れてきてもらった所です。

ビールを飲みながら、生せんまいとキムチをつまみにやる。ねぎチヂミとにらチヂミが出てきてビールがすすむ!

ここのお勧めは「鉄板焼」!

鉄板焼が最高のうま味を出すんだな〜これが!

まず、もやし・にら・ねぎ・ホルモンを特製の汁?を鉄板で炒める、コチジャンをお好みで入れる。翌日が気にならない人は、おろしにんにくを最初に入れてもらうと好い。ホルモンはせんまいやレバーなど好きな物を選べる。

ある程度出来たら食べる、これがうまい。ビールを飲みながら好いつまみなんだな〜。

その後、うどんを入れ煮込む、ホルモンや野菜からでたダシで食べる。鍋のうどんは定番だね。

そこで、ごちそうさまが通常だが、ここは違う!

なんと、食べ終わった所にご飯ともやしを入れ、炒める「これでもか!」と残りのダシを使い切る。お好みでコチジャンを加え食べつくす。

二人で動けなくなるぐらいおなか一杯食べ、飲みなんとひとり\2,800!

こんな店ないって!

満足、まんぞく。


淡路・大和どんてん旅(大阪編)

これで、何度目になるだろう、この大和路快速に乗るのは。去年の末に同じ電車に乗った時は、珍道中になっていた。

今日の朝ごはんは、昨日淡路島で買った「たこいなり」一晩たったが、明石のぷりっとした蛸がおいしい。ホテルの部屋の中で食べたので味気なかったが。

ホテルを出ると結婚式があるのか、礼服の男共が歩道一杯に歩いている。話しながら歩いているので遅い。総勢20人ぐらい。

「おっせんだよ!」と小声でつぶやきながら追い越すと!!

どれも、恐い顔したヤのみなさん。その場から足早に逃げたのは言うまでもない。“こわかった〜”

昼から3時ぐらいまで明日の打ち合わせをして、大阪へもどる。ホテルにチェックインし部屋に向かう、自分の4つぐらい手前の部屋で女性話し声が聞こえる。“結構壁薄いな〜”と思いつつ、カードキーを差し込むが開かない、何度やってもエラーランプ“おかしい”と思うと同時に、手前の部屋の声が会話じゃないのがわかる。

“おいおい、そんな大声でやってんなよ”と思うが、この鍵が開かない状態でここにいると、こっちが怪しまれそうなので、すぐ、フロントに確認。「自動チェックイン機で前払いしてからじゃないと開きません」

なんだよ、最初に言ってよねって感じ。

部屋に戻る途中から、もう聞こえてくる、耳立てながら部屋に入る。さすがにここまでは聞こえない。

遅いランチをとりに難波の街に出る。「渇鈍のかつ丼」「坂町の天丼」「月光仮面の支那そば」「自由軒のカレー」どれにするか悩んでしまう、この辺はうまい店が多くて嬉しい悲鳴!

結局、月光仮面に入る。

支那そば\600と餃子250を注文。

透明感のあるスープにとろけるチャーシュー、かまぼこ、菊菜、そして、この店の特徴でもある温泉玉子がトッピングされている。麺は基本の卵麺、ガラだしのスープによくあっている。お好みに熊本ラーメンに多い揚げにんにくを振り掛けるとより一層風味が増す。

餃子は白菜が多めの片くりをしいた焼き方でぱりぱりして、うまい。関西の支那そばでNo.1だと思う。8点

夜は旧知の仲間、尼崎の肉屋ニクフジの奈下恵とクレディ1いい男コバ君と最近の情況などを話しながら飲む。結構、昔話がないのがいい。

締めにまた月光仮面で菊菜そばをたべちゃった!

1999.2.28 1:12 なんばワシントンホテルにて


淡路・大和どんてん旅(大和・帰京編)

「俺のたびに、ドタバタが無い、事は無い!」

“淡路・大和どんてん旅”も最終日に入った。(ホントに最終日?)

9時集合のロケ、8時半に行こうと思ったが、朝のバタバタで、天王寺に着いたのが8:17分。大和路快速は8:20発それに乗らないと、9時過ぎてしまう。なのに改札通ってから、朝食用のサンドイッチと牛乳を買う。20分は乗っていなきゃいけないし、大和小泉にはなにもない。

買ってホームに向かうとベルが鳴っている、走って飛び乗る。

今回の撮影は年末に来た時の続き、予行演習や先生の詰め込み時間がかかり、昼食を取ったのが14時。その上シナリオ上6分の1しか進んでない。「どうしよう?」

それでも、順調に進む。18時に選手の分が撮り終わり、残りは先生のボード説明。最終電車に乗るには19:15分にここを出なくてはいけない。

昨日、前以てチケットを買って置いたため、「のぞみ」に切り替える事が出来ない。「のぞみ」なら後40分後でもOKだった。

コメント撮りは順調に進むが、ホワイトボードに書く時間が掛かる。19時になった時点で、新大阪に向かうのを諦め、京都に向かう方向に。コーチの先生に近鉄の確認をしてもらうと、「筒井駅19:49分」に乗れば京都21時発の新幹線に間に合うらしい。「ここから筒井駅まで車で10分です。」監督の先生に時間がない事を告げるとやめちゃいそうなので、何も言わずに続ける。

結局、撮影終了が19:36分、カメラマンのFさんが送ってくれるというので車に乗る。

「地図で確認し行く」と言うので、確認の為地図を見ておく。途中の信号で逆に曲がったので「あれ、逆じゃないの?」と聞くと「先生に、右って聞いたんだけど。」

次の交差点でUターンしてもらう。運転が焦っているよう。発車時刻まで後5分。

こっちが「大丈夫、大丈夫」と声掛けるが、不安。

19:47分近鉄筒井駅に到着。何とか間に合う。

20:49分に近鉄京都駅に着く、みどりの窓口で指定を取り、駅弁捜し。殆どの店が閉店しており、開いてる店に行っても「今日の商品は全商品、売り切れました」と“なかったら、店締めとけ!”って言うの!!

結局、エビスだけ買って、新幹線に乗る。“新幹線の弁当でいいや”と、思ってカフェテラスへ。

そんな時はやっぱり、売り切れ。

仕方なく、ソーセージをかぶりつきながら一杯やる。疲れてるから、これがまた効く!

あまりの疲れに、明日の遅出をお願いしようと中谷さんに電話する。「だったら、休っじゃたら」と神のお告げ!申し訳ないと思いつつ、お願いする。

これで、ゆっくり寝れる。ZZZZZ...

1999.2.28 22:23 新幹線車中にて


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