Shiokawa Collection
塩川コレクション

2004.12.26


染付花麦藁文深皿


年代:ca. 1785
型番:なし
絵付番号:なし
高さ:5.3cm 5.3cm 5.6cm 直径:23.9cm 24.5.cm 24.1cm 高台径:12.5cm 12.3cm 12.0cm
絵付師(両端):Mathias Hansen Wolstrup (1779-1802)
絵付師(中央):Friderich Gregorius Schaltz (1780-1837)
ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドの深皿です。
素地の色は、やはり古伊万里のように少し青みがかっていますが、
呉須(ブルー)の色はきれいな青が出ています。
裏にとり足のような×がありますが、金色で書かれたものです。

マイセンやウースターのソーサ、そして、ロイヤルコペンハーゲンのプレートはいずれも大きな花が5つ(中央+周り4個)あります。
ロイヤルコペンハーゲンのソーサは、大きな花は4つ(中央+周り3個)です。
ただし、75番のような大きなソーサや116番のような小さなプレートは例外です。

マイセンやウースターのものと大きく異なるところは、中央の花です。
私がアップしているマイセンのソーサと比較していただければわかりますが、
マイセンの中央の花は下にだけたくさんの葉(左右に9枚ずつ)と枝が付いています。
これが、コペンハーゲンでは、中央のまわりの4つの花と同様上下左右にあり、
この頃のものは上と左右が葉が4枚ずつ、下の葉だけ2枚です。
また、中央のリングがマイセンは1重なのに対して、コペンハーゲンでは、2重になっています。





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