英知進学塾 独自の勉強法 四原則その1

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 勉強法
四原則 その1

「入れて」
 
 

「入れる」の基本は もちろん 「読む」です。

でも ただ漫然と「読む」だけではいけません。
ここで一工夫しましょう。

くれぐれも 何となく読むのはNGです。
最初から深く読み込むのも余り良くありません。 

先ず全体的に読む。 全体像を把握するのです。 
これは結構勇気が必要となります。 
第一章が分かっていないのに進んでいいのかと不安になります。 
しかし全体像が頭に入っていないとかえって後の妨げになります。


勉強のもう一つの大原則は 
最初から深く掘るのではなく、 広く浅く掘っていく事があげられます。 

全体をざっとやってから、2度目・3度目で段々と深めていく事が大切です。


歴史の勉強を思い出してください。 
ほとんどの人が旧石器時代や新石器(縄文・弥生)時代はやたらと詳しいのに その先に
なると途端にあやふやになりますね。
中には肝心の時代区分さえ言えない人もいる。 

これは最初に深くやり過ぎた事が原因なのです。

ですから読むのも要注意です。
広く浅く、何度も繰り返しながら理解を深めていってください。


この時にある程度「吸収」する事もお忘れなく。



次に 「入れる」為の準備をしましょう。

読むだけで出来てしまう人は少ないです。 
そのような天才にはこの文章は必要ありません。

その為には やはりノートに手書きでまとめるのが良いでしょう。 
一般的にサブノートと呼んでいます。

ここで注意したいのは 「手書き」です。 
もしかすると現代の若者にはマッチしないかも知れません。 
ただ私の教え子でも皆がノートに板書を書いている時、その板書をスマホで撮影して終わ
りという者がおりましたが、結局伸びませんでした。

おそらくどんなに文明が発達しても 人の脳は昔とはそれほど変わらない、むしろ退化して
いる場合もあり得るので この方法は今でも一番だと思います。

サブノートは見開きで使います。 
その時見開き両ページを使うのではなく 片側(右利きならば右ページ。左利きならば左
ページをお勧めします)にまとめをやった上で書いていきます。

また ノートは隙間を広く取って書いてください。 
そうしないと次に書くスペースがなくなってしますので。

書き写しは意味がありません。 
それならば教科書や参考書と同じになってしまいます。 
さらに先に書いた いきなり深くしてしまうにもつながります。

あくまでも まとめて 自分が理解したい あるいは 
これなら理解できる・覚れるという量を 見極めて書いてください。

空いているページには 本文では書けなかったもの、
図や表、
自分で調べたものや語句を書きましょう。 

英語ならば単語ノートのように 正しいつづりや意味もきちんと書いておく。

国語なら漢字や言葉の意味、故事成語、三字四字熟語等を書く。

意外と何気なく使っている言葉でも分かっていない事が多く、正しく知る事で理解が深ま
るものです。




なお 現代では 分からない単語や 書けない漢字が出てくると スマホやPC、タブレ
ットを使っていると思います。
確かに便利です。 早く 詳しい情報が簡単に手に入ります。

それは私も認めますが、人間というものは簡単に手に入れたものは 重要と思わず や
がて忘れるという特質を持っています。

勉強する時は 大変でも 辞書を使う事をお勧めします。
辞書は ただ単に調べるものではなく、 読むものだと知っている人は大きく伸びます。


このようにして コツコツとノートを作れば この世に一つしかない貴方だけのオリジナ
ルノートの完成です。 自分の宝物になります。


やはり私の教え子の話ですが、 自分の作ったサブノートを学校に置き忘れた者がいま
した。 

彼は 顔を真っ青にして

「教科書やテキストや参考書は買えばいくらでも同じ物が手に入るけど あのノートだけ
 は二度と手に入らない」と言って、急いで取りにいきました。 
出来る人間というものはかくもノートを大事にするのだなと改めて感じました。



サブノート作りは 「入れる」 の準備ですが、
同時に 「吸収する」事も 出来ます。

自分でまとめながら書くので 書き終わった時点で 相当量覚えています。

ただ 書きっ放しはNGです。


ここについては 次の項に書いてあります。


しっかりと
「入れる」 読む と ノート作り を やってください。



   四原則 その2 に続く