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Note 2003年 3月26日 ソウギョ 19.18kg 113cm 朝イチで現場に行くとまだ魚の反応はなかったが、準備運動がてら歩いていると100mほど下流で水面に魚の反応を見つけた。 そのまま待っていると魚はこちらに近づいて来る。見るとソウギョと分かった。だが、目の前のポイントに来るのは小さめから中ぐらいの魚ばかり・・・ あたかも、小さい魚が異常をチェックするかのようにゆっくりと泳ぎながら偵察(?)にきて、戻ってから大きな魚に報告しているようにも思える。(カムルチーも泳いできた) ここで早まって小さめのヤツと勝負すると、本日の釣りは終わりになってしまう可能性が高いので、ここはグッと堪えて、我慢して待つ。 午前10時を回ると北風が南風に変わり、川の流れに逆らってフライが上流に流されるポジションなので釣りづらくなってくる。 こりゃダメかな・・・と諦めかけた頃、中位の群れの中に大型の魚を発見、狙えるサイズだ! 魚の進行方向先10mほどにフライを落として待つと魚はフライを見つけそのまま食ってくれた。 違和感をを感じて、フライを吐き出そうと頭を振る。無理だとわかると川の中央に向かって猛ダッシュ! 対岸に近づくと今度は向きを変えて力強く泳ぐ・・・ ここが踏ん張りどころ。プレッシャーを最大限のかけ続けて走られないように押さえ込み、頭がこちらを 向いている間にリールを巻けるだけ巻いた。 その後、10〜30mの距離での駆け引きが続くが、こちらの気迫に押された(?)のか、ほどなくランディング出来るところまで寄ってきた。 手網(鯉用の60cm枠)のネジを締め直し、タイミングを計って頭から網に入れ、揺すりながら尻尾を入れて魚が飛び出さないように柄を手前に引いて、無事ランディングできた。魚体の迫力もスゴイが、やはり重たい!(笑) Impession 大型の草魚に狙いを絞り、1キャスト目で釣れたので大満足。待った甲斐がありました。 しかも大幅に記録が更新できて、嬉しさもひとしおでした。 ●IGFA,JGFA/1kg(2lb.)クラス世界記録、 日本記録 :ソウギョ 19.18kg (113cm) ●兵庫県揖保川 : 自己世界・日本記録更新 ●2003年3月26日 11:00 大森昌弘 ●Line:Ande Tournament 2lb. ●Rod :G.loomis GLX #5 Reel:Abel BG-1 ●Fly:オリジナル金魚藻フライ |