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SUMMARY

チヌは見つけられるのだが、フォルスキャストしただけであっという間に逃げてゆく・・・どうやらフライラインの色に驚いているのだな、というのに気づいたのが1年目。

翌年、クリアのフローティングラインを手に入れチャレンジ・・・チヌは逃げなくなりました(笑) そして、最初の記念すべき1尾をキャッチできたのは2年目の夏のことだった。

チヌのFFは、まずチヌ探索から始まる。必然的にポイントは遠浅で濁りのないビーチが中心。でも、水がきれいで浅ければいいのかというと、さにあらず。風が強いと波立って見にくくなるし、太陽が出ていないとますます探しにくくなる。

では、風がなければいいのかというとそうでもなく、無風べた凪ぎはチヌがナーバスにってスプーキーなので、ほどほどが良い(笑)・・・したがってこの釣りの成立条件は、快晴&中潮〜大潮にかけての干潮からの上げ潮&そよそよ吹く風の日、となる。

フライは、茶系統のチェーンアイの付いた「クレージー・チャーリー」を結ぶ(チヌが普段食べてる甲殻類と似ている)。チヌを発見したら、静かに静か〜にフライを送り込む。

チヌがフライを見つけたら、最後の仕上げ、逃げまどうエビになったつもりでフライを動かす。ゲームとしてはチヌに食われたらジエンドですが、それで勝ちなのです。

40cmを越えるチヌはなかなかのファイターですよ! 自然を味方に付けないとなかなか遊んではもらえませんが、とにかくミスが許されない駆け引きの釣りなので、楽しいですよ!

ロッドは、風がいつも吹いてるんで#7〜8。フライラインは、クリアのフローティングラインがベスト。リールは、チヌにバッキングまで出されることはまずありませんが、トレバリー類が掛かることもあるので100m程バッキングが欲しいところです。

ドラッグはクリックブレーキでも問題ありません。できれば防錆処理されたリールがベストです。フライは#4〜8のフックに巻いたクレイジー・チャーリー。フライの色は、海底の砂のカラーに合わせる選択が良い結果を残しています。

ボーンフィッシングとほとんど同じですが、どちらかというとチヌの方がチャンスが少ないので、ワンチャンスを上手くものしないといけません。ハマれば、そりゃも〜病み付きになりますので、一度お試しあれ!!


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