Porcelain Gallery 


1. Toilet Pot from risukoさん update 2008.4.23

景徳鎮製

年代:清朝(康煕年製)

直径&高さ:5cm

青花釉裏紅のトイレットポットです。
蓋に釉裏紅で部分的に絵付けがされています。
青花釉裏紅は明朝以降美しいものは少なく、
清朝に入ってから、康煕、雍正、乾隆三代の
長期に及ぶ試行錯誤の末に完成しました。
おそらく、このポットもまだ、試行錯誤
している段階のものでしょう。青花に比して、
釉裏紅の絵付が、まだ、自信がなさそうです。

2. Royal Copenhagen Moth from minaさん update 2008.11.1

minaさんのブログ 公園の池も雨の中 

ロイヤルコペンハーゲン



年代:1898-1922

型番:272
絵付番号:なし
高さ:2cm
縦幅:4.5cm 横幅:8.5cm

造形作家:Christian Tomsen
(1860‐1921)
kgl.(1898-1920)
 ロイヤルコペンハーゲンの蛾です。

ロイヤルコペンハーゲンの資料では作者は不明となっております。
minaさんの話ですと、
Gのような刻印があるようなので、
おそらく、クリスチャン・トムセン
の作品だと思います。


2. Bing & Grondahl vase from minaさん update 2008.11.5

minaさんのブログ 公園の池も雨の中 


Bing & Grondahl

年代:1898-1902
型番:57 絵付番号:883
高さ:18.0cm 最大直径:11.6cm
高台径:5.8cm
絵付け師:AV or AN(?)

花の部分は釉下彩で葉の部分は
鉄釉 のようなもので仕上げられています。

3. Bing & Grondahl snail from minaさん update 2008.12.17

minaさんのブログ 公園の池も雨の中 

Bing & Grondahl

年代:1902-1914

型番:1536 絵付番号:2
高さ:3.3cm 横幅:10.0cm
奥行:4.0cm

B&Gno蝸牛はたまに見かけますが、大体は角が折れています。この蝸牛も角はリペアだそうです。とても、きれいに修理されています。絵付け番号が2番ということは、1番もあるようですね。

4.  Porsgrund from minaさん update 2008.12.30

minaさんのブログ 公園の池も雨の中 



年代:1908-1911年
型番:1975
絵付番号:18/g.
作家:Thorolf.Holmboe(1908-1911)
高さ:20.5cm 最大径:17.5cm
 高台径:12.6cm

この作家は象徴派の画家で、当時ノルウェーで有名な挿絵作家でもあったようです。

同じ作家の彩磁蛇蛙茸文花瓶があります。



5. Royal Copenhagen C&S from Atsukoさん update 2009.10.25

Royal Copenhagen

年代:1850-1880

型番:なし 絵付番号:なし
Cup 高さ:6.0cm 口径:8.3cm
Saucer 高さ:2.5cm 直径:13.4cm

クローバが紫色の上絵付けで
美しく描かれているC&Sです。
カップの形も凝っており、
この時代の作品では、上手なものです。


6.  Royal Copenhagen Snail on the Lotus from minaさん update 2010.2.2

minaさんのブログ 公園の池も雨の中 

年代:1895-1922年
型番:3
絵付番号:6
絵付師:157

最大横幅:10cm 最大縦幅:10cm

「蓮の葉の上の蛙」は人気があったらしく
長い期間作成されていますが、
蝸牛は珍しいものです。

角が下向きなっているので
壊れにくいデザインになっています。
飾って見る分には写真の通りやわらかな
印象で気に入ってます。


7. 加藤幹山 from まゆきさん update 2010.5.5 訂正 2014.6.28                                     



加藤幹山製

年代:明治後期から大正初期
高さ:12.0cm

作家:加藤幹山


梅の淋派のような構図が美しい花瓶です。

釉下彩作品を制作した加藤幹山は、
幹山伝七とは異なる人物のようです。


8. 西浦焼 from まゆきさん update 2010.7.19                                        

西浦焼

年代:明治後期(1897-1911)
カップ:高さ7cm、直径8.5cm、
ソーサ:直径14cm


作家:五代目西浦圓治(西浦焼)

地模様に藤の花をグラデーションをかけた白抜きで表現し
おそらくイングレイズで蔓と葉を描いています。
(3番目の画像で葉の下に
地模様の花が透けているのが分かります)
ハンドルの造形も丁寧で、
一見地味な割にはさりげなく凝った造りです。
藤の花を全面に出さないで地模様に押さえたところが
お洒落だと思います。
カップはなぜか伏せて焼かれたらしく、
カップ畳付には釉薬が乗っており
口辺は釉薬が乗っていません。
ソーサーは普通に焼かれています。

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