Shiokawa Collection
塩川コレクション

2012.11.7


窯変青磁釉花文花瓶


年代:1906-30年

高さ:27cm 口径:6.8cm 最大径:14cm 高台径:9.5cm
作家:錦光山宗兵衛

7代錦光山宗兵衛の窯変青磁釉花文花瓶です。
どうやって、ボディの花を描いたかよくわかりませんが、
型紙を使ったような感じもします。



7代錦光山宗兵衛略歴

1868〜1928

 錦光山家は江戸時代中期以来の京都粟田口を代表する陶家で、
慶長年間に京都ではじめての海外貿易に着手しました。
6代目は、薩摩焼の作風を取り入れた京薩摩を考案したのが有名です。
 7代目は、父6代目に陶技を学び京薩摩を制作していましたが、
京焼の意匠改良の必要性を感じ、国内外へ視察に赴き、
明治36年第5回国内勧業博覧会で、
アール・ヌーヴォー風の花瓶を出品しています。
明治22年 パリ万国博覧会で銀牌受賞。
明治33年 パリ万国博覧会で金牌受賞。
明治38年 リュージュ万国博覧会でグランプリ受賞。
大正5年には緑綬褒章を受賞。


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