Shiokawa Collection
塩川コレクション

追加写真 2010.6.13


彩磁兎萩文大皿


年代:明治後期〜大正
高さ:4.8cm 直径:41.5cm 高台径:25.5cm
作家:錦光山宗兵衛
明治33年に青磁で有名な諏訪蘇山が石川県工業学校から京都の錦光山窯へ出向いていますので、
それ以降製作されとものと思われます。京焼としては珍しく釉下彩になっています。
中秋の名月でしょうか。美しいですね。



Shiokawa Collection
塩川コレクション


枇杷文双耳花瓶


年代:明治後期〜大正
高さ:39cm 最大幅:18cm 口径:9.5cm 高台径:12cm
作家:錦光山宗兵衛
上絵で枇杷の実、葉および茎を大胆に描き、アール・ヌーヴォーの影響が見られます。


Shiokawa Collection
塩川コレクション

2005.7.10


変釉菓子器


年代:大正8年
高さ:5.9cm 口径:23.0cm 高台径:9.0cm
作家:錦光山宗兵衛

箱の蓋の裏に、
大正8年4月(美濃窯業株式会社前年創立)
東京蔵前高等工業学校講堂にて
大日本窯業協会総会の節福引景品
と書かれております。

この菓子器も釉下彩で笹(?)が内側に描かれております。



Shiokawa Collection
塩川コレクション

2007.3.15


瑠璃釉花瓶


年代:明治後期〜大正
高さ:35.0cm 口径:8.2cm 最大径:15.0cm 高台径:10.0cm
作家:錦光山宗兵衛

京焼き特有の素地に瑠璃釉がかけられた美しい花瓶です。


Shiokawa Collection
塩川コレクション

2007.3.15
2007.3.16 追加説明


緑釉花彫文花瓶


年代:明治後期〜大正
高さ:11.0cm 口径:10.5cm 最大径:21.0cm 高台径:11.0cm
作家:錦光山宗兵衛

京焼きとは思えない重さがあります。
箱書きには、「彫刻宝花文」と書かれているようです。
「EVENTIDE」のKEIさんからアドバイスいただきました。
ありがとうございます。


7代錦光山宗兵衛略歴

1868〜1928

 錦光山家は江戸時代中期以来の京都粟田口を代表する陶家で、
慶長年間に京都ではじめての海外貿易に着手しました。
6代目は、薩摩焼の作風を取り入れた京薩摩を考案したのが有名です。
 7代目は、父6代目に陶技を学び京薩摩を制作していましたが、
京焼の意匠改良の必要性を感じ、国内外へ視察に赴き、
明治36年第5回国内勧業博覧会で、
アール・ヌーヴォー風の花瓶を出品しています。
明治22年 パリ万国博覧会で銀牌受賞。
明治33年 パリ万国博覧会で金牌受賞。
明治38年 リュージュ万国博覧会でグランプリ受賞。
大正5年には緑綬褒章を受賞。




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