Shiokawa Collection
塩川コレクション

2007.3.16


辰砂鶴首花瓶


年代:明治

作家:伊東陶山

高さ:17.5cm 口径:2.0cm 最大径:8.0cm 高台:4.0cm


何代目かわかりませんが、初代はかなり、幅広く陶磁器を製作していたようなので、
とりあえず、初代ということにしておきます。
ちょっと首が曲がっているのが気になりますが、きれいに赤が出ています。




初代伊東陶山陶歴

1846−1920
京都東山の粟田生まれ。本名重太郎。
1895年以降、陶山と号した。
明治初期には、洋風飲食器・装飾陶器などを盛んに輸出した。
1891年には、本焼きの色絵釉を発明し、藍染付法を会得して発表して、
広く京都陶磁器界に受け入れられた。
1896年には、京都市陶磁器試験所の開設にも寄与した。
1883年のアムステルダム万国博覧会で銀牌。
1889年のパリ万国博覧会で銅牌。
1893年のシカゴ・コロンブス万国博覧会では、賞牌。
1899年、京都陶磁器界では、三代清風与平についで二人目の緑綬褒章を受ける。
1917年、帝室技芸員となる。


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