Shiokawa Collection
塩川コレクション
2013.3.26
彩磁紫陽花文花瓶
年代:明治後期
作家:松風嘉定
高さ:14cm, 最大径:11cm 口径:5.5cm 高台径:6cm
3代目松風嘉定の彩磁紫陽花文花瓶です。
釉下彩の深緑の背景に紫陽花の花と葉を青と薄緑の吹墨を使った釉下彩で描いています。
3代目の作品はほとんど海外へ輸出されており、なかなか手に入りません。
3代目松風嘉定
1870年10月−1928年1月
明治3年10月16日、井上延年の長男常太郎として瀬戸の南新谷に生まれる。
明治18年、瀬戸美術学校を卒業。
明治26年、常太郎改名3代目松風嘉定を襲名。
明治38年、京都市立陶磁器試験場商議員となる。
「遊陶園」を清水六兵衛、宮永東山、錦光山宗兵衛らと結成。
明治37年、セントルイス博覧会にて銀牌。
明治38年、ポートランド博覧会にて金牌。
明治38年、松風陶器合資会社を設立。