Shiokawa Collection
塩川コレクション
2018.10.20
窯変結晶釉花瓶
年代:20世紀前半
作家:清風与平
高さ:27cm, 口径:4.6cm 最大径:14cm
三代清風与平の窯変結晶釉花瓶です。
茶色の結晶釉ですが、金結晶釉とよばれるものに近いかもしれません。
3代目清風与平
1851年−1914年
田能村直入に絵を学んだ後、2代与平のもとで陶技を学ぶ。
1872年、2代目与平の妹くまと結婚し、陶家として独立。清山・晟山と号す。
1878年、2代目が病没に伴い、清風家を継いで3代目となる。
明治23(1890)年第3回内国勧業博覧会において陶磁器部門最高の妙技一等賞受賞。
1878年パリ万博、1893年シカゴ・コロンブス、1889年パリ万博などに作品を出品。
明治26(1893)年、陶芸界として最初の帝室技芸員に選ばれる。
京都市陶磁器試験場の開設にも尽力。大正3年歿63才。
4代清風与平
1871年〜1951年
3代与平の次男。明治〜昭和期の陶芸家。
父に陶技を、田能村小斎に絵を学ぶ。昭和26年歿80才。