Shiokawa Collection
塩川コレクション

2019.6.2


青花桃畫波浮彫盃


年代:明治

高さ:2.8cm 直径:6.9cm

作家:三浦竹泉

 初代三浦竹泉の盃である。内側は波が陽刻されており、見込に桃の絵が釉下彩で描でかれているなかなか凝った盃である。



三浦竹泉(みうら ちくせん)

初代 三浦竹泉
嘉永7年〜大正4年 享年62歳
慶応3年三代高橋道八(たかはし どうはち)に師事する。
明治16年 五条坂に独立・開窯する。
西欧彩色を磁器に応用し、釉薬透明文の製造に成功する。
明治37年:染付に玉・石・珊瑚を挿入する。
明治40年:黄色原料を釉薬に用い、淡黄地に彫刻を応用するなど多くの新技法を工夫する。

二代 三浦竹泉
明治15年 初代竹泉の長男として五条坂に生まれる。幼名を敬太郎
大正4年 二代竹泉を継承。
大正9年 没、享年39歳



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