Shiokawa Collection
塩川コレクション

2007.1.6


花唐草鳳凰文花瓶


年代:明治後期

高さ:6cm 最大直径:9cm 口径:6cm 高台:3.8cm

2代目井上良斎の香炉です。
マット釉下彩で、花唐草と鳳凰がそれぞれ描かれています。
唐草模様もそれぞれ違いますので、プリントではなく手書きです。




二代井上良斎略歴

1854−1905

瀬戸の窯屋、川本治兵衛の長男として1854年に生まれる。
明治8年(1875)に東京浅草で開窯した初代井上良斎の養子となり、井上の姓を名乗る。
同10年、第1回内国勧業博覧会で受賞。
同33年(1900)、パリ万国博覧会の日本代表委員の一人としてフランスに渡る。
終了後、セーブル陶磁器製造所で学び帰国するが、体調を崩し、
留学成果を発揮する間もなく、1905年他界する。




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