Shiokawa Collection
塩川コレクション
2022.9.25
釉下彩桜文菓子器
年代:明治40-大正初期 (1907-1911)
高さ:8.8cm 口径:18.0cm 高台径:9.3cm
作家:富永源六製
釉下彩でピンクと茶、そして少量の緑を使って、桜の花と枝、そして、わずかな葉が描かれた菓子器です。
桜の花ビラの濃淡が、奥行き感を出しております。
また、器の形も桜の花ビラを模しております。
初代富永源六略歴
1859-1920
1859年2月7日、初代富永源六生まれる。
1888年(明治21年),佐賀県嬉野町内野山において源六焼を開窯。
明治後半から大正時代に発展し,
セントルイス万国博覧会万博 (1904) で銀メダルを受賞。
日英博覧会 (1910) で銀メダル。
パナマ太平洋万国博覧会 (1915) でメダル。
1920 (大正9年)年2月9日没す。