Shiokawa Collection
塩川コレクション
2020.1.13
青華仙桃紋C/S
年代:20世紀前半
作家:河本礫亭
Cup:高さ:6.0cm 最大幅:9.0cm(取手含) 口径:7.5cm 高台径:3.5cm
Saucer:高さ:2.5cm 直径:13.8cm 高台径:6.6cm
白桃(ピンク、緑)とその葉(青)は、おそらくイングレイズで描かれています。
葉や桃の白い模様は白泥(イッチン)で描かれております。
河本礫亭陶歴
1894-1975
愛知県生まれ。
大正3年(1914)の陶磁器品評会にて最優等賞受賞。同10年、平和博において金賞受賞。
以後、パリ、サンフランシスコ、シカゴなどの万国博覧会で受賞を重ねる。
昭和8年(1933)に瀬戸少年院内に築窯し、矯正院窯教授になる。
同24年、日本政府の依頼により、トルーマン大統領に贈呈する大飾り壷を制作。
同27年、愛知県知事より文化功労表彰を受ける。
同34年、宮内庁大膳職より皇太子殿下御成婚の祝典用双鶴紋盃の制作を拝命。紫綬紋章受賞。
「染付磁器」で愛知県無形文化保持者に認定される。