Shiokawa Collection
塩川コレクション
1957 Hofner Club50
serial number : unknown
1957年製、色はブルネット(Brunette,またはブラウンサンバースト)で、シリアルナンバーはどこにも書いていませんのでわかりません。このギターはペグが交換されています。それ以外は、すべてオリジナルと思われます。このギターもバックがフラットな一枚板で製作されています。前述したブロンズのClub50もそうでしたが、ボディを飾っているバインディングが黒で全体的にデザインを引き締めています。
また、Club40と同様、テイルピースにヘフナーの社章みたいなものが付いており、ブリッジがハカランダで作られていますので、1957年でもかなり初期のものだと思われます。初期のものですと、ブリッジやマイクケースがハカランダで作られているものがあり、前に紹介したClub40もいずれもハカランダ仕様です。
Club50を使用していた有名なアーチストは、今や伝説的なブリティッシュハードロックバンドであるディープパープルのギターリスト、リッチーブラックモアです。かれのClub50は、色はブロンズのBigsbyトレモノアーム付でした。Club50は、彼の2番目のギター(一番最初に持っていたギターはドイツのフラマス製)で16歳まで所有しており、その後、ギブソンES-335を購入するために売ったそうです。