Shiokawa Colletion
説明訂正 2005.5.29
彩磁鴨文飾皿
年代:1911年
型番:357.25
絵付番号:4923
直径:25cm 高さ:3.4cm 高台径:17.4cm
砂糖壷 高さ:10cm 径:6cm
ペインター:KK
Knud Kyhnのサインと同じですが、別人である可能性があります。
この飾皿は日本の花鳥風月の影響がよく出ています。同じ時期に日本で作られたものをアップしておきます。
いずれも、明治から大正時代に作られた輸出用のソーサです。最初の3枚(直径10.8cm)は、
瀬戸の白磁に横浜の絵付けの高坂造、下2枚(直径13.8cm)は、京薩摩の谷口です。
この手のものは、日本とヨーロッパのどちらが先かわかりませんが、
おそらく陶磁器の分野では、RCのアーノルドクローが日本の浮世絵などを参考にして
自然の風景画を磁器に導入したのが始まりだと思われます。