Shiokawa Collection
塩川コレクション

2021.7.28


白い御神牛(丑)


年代:ca.1917-1945

高さ:9.0cm 縦幅:16.0cm 横幅:8.0cm

作家:眞葛香山

二代あるいは三代眞葛香山の白い御神牛です。
天満宮にいる御神牛(菅原道真と白い牛)だと思われます。
ヒンドゥ教の破壊神シヴァ神も白い牛に乗っているそうです。
首回りや頭の毛が良く描かれています。




二代宮川香山略歴

1859-1940

安政6年(1859)に初代宮川香山の長男として宮川半之助生まれる。
大正5年(1916)に初代が亡くなり、翌年大正6年(1917)に2代目を襲名する。
同年、日本美術協会主催美術展覧会の審査員を歴任する。
昭和6年、関東の陶芸家らと東陶会を結成し、板谷波山らと顧問となる。
昭和15年、死去。享年82。


三代宮川香山略歴

1881−1945

明治14年(1881)に二代宮川香山の長男として宮川葛之助生まれる。
昭和15年(1940)に二代が亡くなり、三代目を襲名する。
昭和20年5月、横浜大空襲で、家族従業員とともに戦災死した。




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