Shiokawa Collection
塩川コレクション
2021.1.17
染付松千鳥文皿
年代:明治末期から大正期頃 (ca.1910)
高さ:3.0cm 横幅:15.7cm 高台:8.0cm
有田は、江上熊之助の松千鳥文皿です。
表には染付で、松と千鳥3羽が描かれています。裏には、熊手と天秤棒と桶が二つ、そして、千鳥5羽描かれています。
江上熊之助は、染付の山水絵を得意とし、画風は枯淡で雅趣があり、世間では「熊一山水」と称したようです。
もしかしたら、息子の熊一の可能性もあります。
江上熊之助
稗古場窯の陶工で、染付の山水画を得意とした。大正5(1916)年6月に79歳にて没する。