Shiokawa Colletion
塩川コレクション
2013.11.4
訂正:2017.8.14
彩磁菊文花瓶
年代:1895年
型番:−
絵付番号:-
ユニカ番号:12
高さ:23.0cm 最大径:10.0cm 高台径:6.0cm 口径:6.0cm
作家:August Hallin (1865.6.26-1947.3.25)
(R:C:1885-1895, B&G:1895-1935)
1895年にロイヤルコペンハーゲンからビング&グレンダールへ移ったハリンの菊文花瓶です。
ワーク番号12番なので、おそらく1895年製だと思われます。
ハリンは、1895年にロイヤル・コペンハーゲン(以下、RC)からB&Gに移り、
世界で初めて、クリスマスプレートの制作を始めるのです。
すなわち、クリスマスプレートは、B&Gの1895年のクリスマスプレートが一番古いのです。
ロイヤル・コペンハーゲンのクリスマスプレートの初年度は1908年です。
また、ハリンは、B&GにRCの釉下彩の技術を伝授しますので、
1895年からB&Gの釉下彩の技術が飛躍的に上がるのです。
ピンク色の背景色にパート・シュル・パートで菊の花を、葉を緑の釉下彩で描いています。
なかなか難しいテクニックです。