05/11/26
 

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シリーズ全10巻
日本人はどのように建造物をつくってきたか

 

全巻イラストレーション=穂積和夫 小学6年以上
重要建造物の建設過程や町の成り立ちを文章と絵で説き明かす画期的な絵本シリーズ。草思社刊。

(1)法隆寺 世界最古の木造建築
1980年  西岡常一  宮上茂隆
  なぞに包まれていた法隆寺建設の秘密を、第一線の研究者と棟梁が初めて明らかにする。日本建築についても基本的な理解が得られる。サンケイ児童出版文化賞受賞。

(2)奈良の大仏 世界最大の鋳造仏
1981年  香取忠彦
  奈良の大仏の建造は、日本が統一されてから初めておこなわれた国家的な規模の大事業であった。史上空前の大鋳造仏建設の波瀾に富んだ全過程を描いた力作。

(3)大坂城 天下一の名城
1984年  宮上茂隆
  近年の研究成果をとりいれ、築城の過程をはじめ、城の全体構成、建物の復元、滅亡の事情などを明らかにし、あわせて秀吉と大坂城のかかわりをも詳らかにする。

(4)江戸の町(上) 巨大都市の誕生
1982年  内藤 昌
  自然の地形を生かした大土木工事に始まる江戸の建設から、天下一の大都市へと成長し、明暦の大火によって天守閣もろとも町が灰燼に帰すまでの70年間を描く。

(5)江戸の町(下) 巨大都市の発展
1982年  内藤 昌
  明暦の大火後、新しい都市計画により町は復興し、世界一の都市へと発展する。その超過密都市の中から世界に誇る文化を生みだした町人の生活と町の諸相を描く。

(6)巨大古墳 前方後円墳の謎を解く
1985年  森 浩一
  東アジアで最大規模の墳墓である大山古墳(仁徳陵)の数々の不思議に満ちた成り立ちを、新しい研究成果をふまえ、名探偵さながらの手法で解き明かす。

(7)平城京 古代の都市計画と建築
1986年  宮本長二郎
  地中からの証言に耳を傾けながら、宮殿や住宅建築の技法を紹介し、道路、川、橋を整備していった方法や、風呂、便所、台所など平城京の暮らしの細部まで再現する。

(8)京都千二百年(上) 平安京から町衆の都市へ
1997年  西川幸治  高橋 徹
  盆地が湖だった太古から、貴族・武士の世をへて町衆の都市へと成熟する京都の疾風怒涛の歩みをたどる。ランドマークを描くことによって都の変遷を鮮やかに再現。

(9)京都千二百年(下) 世界の歴史都市へ
1999年  西川幸治  高橋 徹
  戦国時代から現代までの波瀾に富んだ町のうつり変わりを描く。戦乱や経済危機をのりこえ、世界的な文化都市をつくりあげた粘り強い努力と知恵の秘密が明らかに。

(10)桂離宮 日本建築の美しさの秘密
2003年  斎藤英俊
  「昭和の大修理」に携わった著者が、建物の細部、造営過程、美しさの秘密を解き明かした画期的な本。日本建築の伝統的な技法を知るうえでも格好の手引きとなる。