子供っていうのは、家で話しをしていることをなんでもかんでも外で暴露してしまうこわさがあります
家で、「今日もごはんのおかずは残り物ね(^^)」と言っていると、
よそ様の家に行った時に、平気で「うちのご飯はいつも残りものなんだよ(^^)」
・・・てなぐあい。

だから、家計が苦しくなっても、あまり「金がない」と子供の前では言えません

先日、家内が幼稚園の参観に行った時の話し・・
よそのお子様が家内に近づいてきていきなりこう言ったそうな・・・
「おばちゃ〜ん、金もっとうか?」
家内は、けして、若くはないが、幼稚園児に「おばちゃん」ではなく、「おばちゃ〜ん」と
「のばされて」呼ばれたのを聞くと、なぜかムショウにその園児に腹が立つ。
まぁ、それはともかく、家内はその子に
「いくら?」と聞いたらしい。
そうするとその子供は
「1億。」
当然、家内は「そんなに持ってないわよ」
園児「1千万」
家内「ないわよ(^^;」
園児「100万」
家内「ないわよ(^^)」
園児「10万!」
家内「ないわよ(−−)」
金の単位をはっきりここまで言う幼稚園児にも、話しを聞いてびっくりだが、その次の園児の言葉には意表を突いた。
「そうか〜おばちゃんも貧乏なんやなぁ。うちもな、金なくって貧乏やねん。」


その園児が、どこのおうちのお子様かは、伏せておきますが、ご自宅で、「うちは、貧乏やから何も買ってあげられないの!!」とかなんとか言われてるんでしょうなぁ


思うに、景気の良かった頃は、日本人の過半数が、自分の家は「中流以上」だという意識を持っていたような話しを聞いたことがありますが・・
今、同じ調査をしたら、皆、「中流以下(=貧乏)」と答える人が多くなってるんでしょうねぇ