これを読んでくださっている方のほぼ全員の方に、関係の無い話しではありますが、12月4日は私の誕生日でした。
もう、30代半ばも過ぎてしまっていることですし・・・ほんとは、40前という噂もありますが・・流石にめでたいとは思いませんねぇ。

そういえば、今日12月4日になって、アメリカのジンジャーが日本でも公開されましたね。
このジンジャー、果たして未来にむけて、本当に画期的に人類に浸透していくものなのでしょうか?
  前評判であまりにすごいようなことを言っていたので、テレビでその姿を見た時、なにか画期的な物理法則を根底から揺るがすような「はずみ車」みたいなものがあって、動力源なしで動いているのか?! と思ってみてましたけど、よく聞くと、結局電池で動いてるんですね。

でも、私個人的には、このジンジャーが現在の自動車や、飛行機のように将来にわたって使われていくものになるのであれば、ちょっと喜ばしい気もします。だって、自分の誕生日の話をする時に、
「僕の誕生日は、その昔あのジンジャーが日本ではじめて紹介された日なんや(^^) 」
と言えますからね。
まぁ、そういった意味ではジンジャーに一言「がんばれ」とエールをおくりたいものです。
・・・これが、ほんとのジンジャエール・・・


す、、すみませんっ、、!!


このジンジャー、なんでも、こけないそうですね。それを聞いて思いました。ひょっとしてHONDAの作った二本足歩行型ロボットのASIMO君と同じようなものじゃぁないのか?

長らく、二本足歩行のロボットというものが開発されませんでしたが、去年か、おとどしか、HONDAが二本足歩行のロボットを公開して巷の話題になりました。なぜ、二本足歩行が可能になったかというと、それまでのロボット開発では、ロボットがこけないようにするには、どのようなメカニズムと制御が必要なのかを一生懸命世界中で研究していたらしのですが、HONDAの研究者の方は、ロボットがこけようとしてから、こけないように手足を動かして制御する方法を考えついたそうです。
この発想の転換が、世界初の自立型二本足歩行ロボットを現実にした、ということなのだそうです。
考えてみれば僕等が歩く時も、無意識に重心を前に移動させて体がこけそうになっているところから、こけないよなところに足をもっていってるわけです。例えば、前に足を出した瞬間に誰かに足を払われたら当然バランス失ってこけてしまいますよね。これはいいかえれば、人間もこける寸前で正しい位置に足を運んでこけないようにして前に進んでるってことです。

この発想がHONDAのASIMO君の開発の画期的なところだったようですが、今回のジンジャーも結局同じ考え方であのホッピングみたいな乗り物がこけないように制御しているだけではないのかなと思ってしまいます。

HONDAが1年か2年前にP2,P3とASIMO君の原型を発表たのを見て、その発想に気がついて、タイヤ付ホッピングマシーンを思いついて、あわてて開発して、オリジナル性、話題性をもったせようとわざと秘密にしてたんとちゃうかなぁ・・と考えてしまいます。
HONDAの技術陣がロボットの制御についての基礎理論を特許化しているかどうかしりませんけど、ASIMO対ジンジャーでそのあたりの論争がわきでるのではないでしょうか?

話しは私の誕生日にもどりますが、3才になる娘が、僕に
「お父さん、いくつになったの?」
と聞くので、
「お母さんとほとんど一緒だよ」
と答えると、せいぜいまだ10ぐらいまでしか数えられないはずだった娘が、しばし考えて
「・・・きゅうじゅうろく?」
と、言いました。

オチなし。